Photo by Yukari Matsuura

昨年春から始まったこの連載も、今回でなんと30回目!生理中はもちろん、生理前後の不安定なカラダや気分でも作れる楽ちんなお料理で、少しでも元気に&楽しく過ごせる人が増えたらうれしいな…との思いで続けてきました!

Twitter等でもつくれぽをUPしてくださったり、感想をお寄せくださったり、いつもありがとうございます。これもひとえに、愛読して実際に作ってくださる皆さまのおかげです。

さて、そんな記念すべき30回目の「ゆるっとごはん」は今、まさにシーズンの新じゃがいもを使ってフライパンひとつでできるガレットに挑戦です。

じつはビタミンたっぷり!皮ごと食べたい新じゃが!

Photo by Yukari Matsuura

「ゆるっとごはん」には以前「パリッとホクホクじゃがいもナムル」にも登場したじゃがいも。その時にご紹介したのは、生理時期のむくみにも効果的と言われているじゃがいもに含まれる「カリウム」のパワーについてでした。

今回は、じゃがいもの中でも春〜初夏に旬を迎える「新じゃがいも」のお話。水分を多く含み、皮も柔らかい新じゃがいもには「ビタミンC」が豊富に含まれています。ビタミンCは生理前の不安定な気分などにも影響する、抗ストレスホルモンの生成を助ける栄養のひとつ。

PMSやPMDDで不安定な時期にはぴったりの食材です。このビタミンCは、じゃがいもの皮の近くに多く含まれているといわれており、皮ごと食べられる新じゃがいもはまさにもってこいな食材なのです!

<材料(1人分)>

・新じゃがいも:2個 (細切り)

・塩:小さじ1/2

・ごま油:適量

・納豆:1パック

・キムチ:大さじ1

・醤油:適量

・ねぎの白い部分(お好みで):適量

・七味(お好みで):適量

シャキシャキ食感は新じゃがいもの細さがキーポイント

Photo by Yukari Matsuura

まずはスライスしたじゃがいもを細切りにしていきます。じゃがいものでんぷん質でくっつけて焼いていくので、水晒しは不要!そのまま使っていきます。(*スライサーを使う際には、手を切らないように気をつけましょう)なるべく細く切れれば切れるほど、食感がシャキシャキと仕上がります。

3つの層を重ねてしっかり焼いていこう

Photo by Yukari Matsuura

千切りしたじゃがいもに、塩をまぶして全体に馴染ませます。熱したフライパンにごま油を馴染ませ、千切りしたじゃがいもの半分を乗せて中火で焼いていきます。じゃがいもに含まれるビタミンCは、でんぷん質の中に含まれているので加熱してもOK!というのがこのレシピのうれしいポイントです。

Photo by Yukari Matsuura

じゃがいもを、フライパンにまんべんなく広げたら、納豆を乗せていきます。あらかじめ、納豆にはキムチと醤油を混ぜ合わせておいたものを使います。納豆を乗せたら、残りのじゃがいもを納豆を覆うように重ねて4分ほど焼いていきます。

Photo by Yukari Matsuura

4分ほど焼いて片面に焼き色がついたら、ひっくり返します。ここで失敗しても気にしなくて大丈夫!また、ヘラなどを使って形を丸く整えておきましょう。周りに、追加でごま油を注ぎ中火でさらに4分ほど、揚げ焼きにしていきます。

Photo by Yukari Matsuura

多少焦げていても大丈夫!お皿に盛り付ける際には、フライパンの皿を蓋にしてひっくり返すように盛り付ければきれいに盛り付けられます。お好みで、白髪ネギと七味をふりかけて完成です。シャキシャキの食感と、納豆キムチのピリッと感がクセになる一品です。

<作り方>

  1. 新じゃがいも薄くスライスして、細くカットし、ボウルの中で塩をまぶしておく。
  2. 熱したフライパンにごま油を馴染ませ、細切りのじゃがいもの半分をまんべんなくフライパンに敷き詰めて焼いていく。
  3. 2の上に、あらかじめ醤油、キムチを混ぜ合わせておいた納豆を乗せ、最後に残りのじゃがいもを覆い被せるように乗せて焼く。
  4. 片面がこんがりときつね色になったら、ヘラを使ってひっくり返し、周りに一周追加でごま油を少しそそぎ、反対側の面もきつね色になるまで4分ほど中火で焼いていく。
  5. 焼き終わったら、フライパンにお皿で蓋をしてひっくり返して盛り付ける。
  6. お好みで白髪ネギ、七味などをトッピングして完成。
Photo by Yukari Matsuura

New Article
新着記事

Item Review
アイテムレビュー

新着アイテム

おすすめ特集