いよいよ夏本番!連日厳しい暑さが続いていますが、みなさんは食欲減退していませんか?
私は先日、夏本番1発目の生理を迎えて、毎年のことなのに「夏の生理ってこんなにキツかったかしら」って思いながら過ごしています。猛暑で日中体力を奪われる上に、生理のダブルパンチ。流石に今日はご飯いいや…って思いがちですが、そこはカラダのためにも食べられるときにしっかり食べておきましょう。
今回は、生理のときの強い味方「納豆」と「小松菜」に加えて、スパイスを使って食欲をそそる、ゆるっとご飯をご紹介します。
クミン香る小松菜納豆炒め
なんとなく食欲がないな〜、なんて時に食べたくなるのがスパイスを使った一品。カレーなど香辛料が効いた一品は、遠く彼方へ行ってしまった食欲を呼び戻してくれる強い味方です。
ただ、使い方がイマイチわからない!なんて方も多いのでは。キッチンで寝ているスパイス「クミン」を使って、生理のときにぴったりな一品に仕上げます。
<材料(1人分)>
・納豆(ひきわりがオススメ) 1パック
・小松菜(4cmくらいにカット) 3束
・クミンシード 小さじ1
・ごま油 適量
・醤油 小さじ1
・炒りごま(お好みで) 適量
小松菜は葉っぱと茎の部分をそれぞれ順番に炒めるので、カットした時に別々にしておくと便利です。納豆は、粒のままでもいいのですがひきわり納豆の方が絡まりが良くオススメ。付属のタレは使わずに、シンプルに醤油だけで味付けをします。クミンはパウダーではなく、シード(ホールスパイス)のものを使いましょう。
生理時期の強い味方! 小松菜&納豆
普段から納豆は常備食。という人も多いと思うのですが、実は納豆は生理の強い味方。納豆をはじめとする大豆製品に含まれる「イソフラボン」は、一般的に女性ホルモンを整えるための大切な栄養素とも言われています。
そして発酵食品(この連載にはよく登場します)。要チェック食材のひとつです。そして小松菜は鉄分の宝庫! 真夏のフラフラ生理にはもってこいな食材です。
<作り方>
- ごま油をフライパンに馴染ませ、クミンシードを入れ弱火で2~3分、焦げないように温める。
- 周りにプチプチと泡が出て香りが立ってきたら、中火にしてまずは小松菜の茎の部分を入れ軽く炒める。
- 茎が少ししんなりしてきたところで、納豆と小松菜の葉の部分を入れて炒める。
- 全体的に小松菜がしんなりしたら、最後に醤油をまわし入れ全体に炒め絡ませ、汁気が無くなったら火を止める。
- 器に盛り付けて、お好みで炒りごまをトッピングして完成。
小松菜は火が通るのに時間がかかる茎から炒めていきます。しんなりしてくるタイミングを見逃さないように、パパッと手際よく次の具材を入れていくのがおいしくなるポイント。あまり炒めすぎると、小松菜のシャキッと感が無くなってしまうので要注意です。
もちろんそのままでも、おかずとして十分美味しく楽しめます。お腹が重くてかったるい洗い物を減らしたければ、ご飯に直接のせて丼物スタイルで食べるのもオススメ。ほんのり香るごま油とクミンのスパイシーな香りが、食欲を掻き立ててくれます。
いつもは冷えたまま食べる納豆も、一度熱を通せば、デリケートな生理中のカラダを冷やさずに楽しむことができます。
しばらく続きそうな、真夏のシーズン、食材を味方にして元気に過ごしていきましょう。