色鮮やかな夏野菜をみると、なんだか気持ちも明るくなってくるこの季節。
夏の野菜はよく”カラダを冷やしやすい”とも言われますが、普段の食生活に野菜をしっかり取り入れて、バランスの良い食事をすることは大切です。

カラダを冷やしたくない生理中は根菜などを中心に、普段の生活は色鮮やかな夏野菜も取り入れて「見た目も楽しく・美味しく」を、心がけるようにしています。
バランスのいい食生活は、生理やPMSによる不調にも有効だと個人的には実感しています。

そこで今回は、これからの時期にぴったりな夏野菜を使った、簡単な「作りおきOK」「アレンジ自由」のゆるっとレシピをご紹介したいと思います。
 

酸っぱうまい!”トマトとアボカドの生姜&ビネガー麹”

梅雨の時期から夏にかけて、「ちょっと元気が足りないな」と思うときの強い味方が「酢」!ドリンクにアレンジしたり、煮物に使ったり、色々と”酸っぱい”料理で元気をチャージしています。そしてこの連載でも何度か登場している発酵食品も外せません。

Photo by Yurika Matsuura

今回は色鮮やかな夏野菜「トマト」と栄養価が注目されるフルーツ「アボカド」を使って、手軽な「酢&発酵」料理に。

緑黄色野菜でもあるトマトは、ビタミンCやカリウムを含む女性にとってうれしい栄養が詰まっています。アボカドも「森のバター」と呼ばれ、カリウムや食物繊維などを含むうれしい食材です。

ただ、どちらもカラダを冷やしやすい食品なので、生姜を使ってカラダにうれしく美味しく仕上げます。 

切って浸しておいておくだけ

Photo by Yukari Matsuura

トマトは味が染みやすいように、事前に皮を湯むきしておきます。ここでちょっとひと手間加えておくだけで、トマトに酢がしっかりと染みて美味しく楽しめます。

事前の下準備はこれだけ。あとは具材を切って、混ぜ合わせた調味料と麹を一緒に容器に注いで浸しておけばOK。一晩じっくり冷蔵庫の中で寝かせます。

Photo by Yukari Matsuura

<材料>

  • トマト    2玉
  • アボカド   1玉
  • 生姜     すり下ろし大さじ1
  • 米麹     30g
  • 酢      1/2カップ
  • 塩      小さじ1
  • きび砂糖   少々(酸っぱいのが苦手な方はお好みで) 

<作り方>

  1. トマト、アボカドを食べやすいサイズに切る
  2. 残りの調味料を混ぜ合わせ、トマト・アボカドを入れた容器に注ぎ入れ、一晩冷蔵庫で寝かせて完成
     

そのままでもアレンジしても楽しめる

そのまま食べてももちろん楽しめますが、このレシピは作り置きも可能なので、その日の気分で様々なアレンジに変えて楽しんでみましょう。夏にぴったりなさっぱりとしたアレンジをいくつかご紹介します。

そうめんトッピングアレンジ

Photo by Yukari Matsuura

暑い日のごはんにもぴったりなそうめんのアレンジ。茹でそうめんに盛り付けるだけなのに、色鮮やかなビタミンカラーの一皿に。食欲がない日もこれならスルッと食べられます。

<作り方>

1.茹でたそうめんを流水で冷やす。

2.そうめんの水を切って、めんつゆとごま油(どちらも適量)をかけて和える

3.器にそうめんを盛り付けて、トマトとアボカド、漬け汁をトッピングする

4.パクチーとレモンを飾れば完成

鶏の胸肉アレンジ

Photo by Yukari Matsuura

へルシーな食事にしたい時にオススメなのがこのアレンジ。茹でた鶏胸肉にかけるだけの簡単なレシピです。胸肉だけでなく、ささみなどでもOKです。遅く帰宅した日の夜ご飯にもぴったり。

<作り方>

  1. 鶏胸肉に塩をまぶして30分おいておき、水分を出します。
  2. 鍋に水と酒(大さじ1)と鶏胸肉を入れ、火にかける。
  3. 沸騰したらすぐに火を止めて、鍋に蓋をして30分おいておく
  4. 包丁で薄くスライスしてお皿に並べ、上からトマトとアボカド、漬け汁をトッピングして完成
     

写真で紹介した以外にも、唐揚げなどのフライものと合わせたり、グリーンサラダや冷奴のトッピングにしてみるなどアレンジ方法はさまざま。

面倒な日はそのままお皿に盛って、食卓の一品にしても便利です。日が経過するにつれて、味の変化も楽しめます。

これからやってくる暑いシーズン、PMSや生理期間の不調に負けないためにも、しっかりとバランスよい食事とともに健やかな毎日を心がけましょう。

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