梅雨入り前のこの季節、蒸し暑かったり、少し肌寒かったりで体調を崩しやすいという方もいるかもしれません。

今回は、この季節スーパーに並んでいる旬の「新玉ねぎ」を使った、心もからだも温まるスープをご紹介します。体調がイマイチなときでも超簡単に作れるのでぜひトライしてみてください。

放っておくだけ!”新玉ねぎの塩こうじオリーブスープ

からだを温めてくれる食材は、生姜やスパイスだけに限ったことではありません。

寒い地域で育つ野菜や果物、発酵食品なども良いとされています。

玉ねぎは一般的に、全身の血流の循環などにも良いと言われており、カラダを内側から温めてくれる野菜のひとつ。新玉ねぎなら、水々しく甘みもあり、旬を美味しく楽むことができて一石二鳥!いつもの玉ねぎでも作れますが、ぜひ旬の味を楽しんで。

Photo by Yukari Matsuura / Laundry Box

用意するのは

・新玉ねぎ     1玉
・昆布だし汁    500ml
(なければ、市販の顆粒出汁でもOK)
・酒        小さじ1
・塩こうじ     大さじ1
・オリーブオイル  鍋2回し分
・ブラックペッパー 適量

味付けで使うのは発酵食品の「塩こうじ」。最近は市販でも売られているので、納豆などに次ぐポピュラーな発酵食品のひとつです。素材の旨味をぐっと引き出してくれるのに加えて、カラダにもうれしい万能な調味料です。

旬のおいしさをシンプルに、カラダにもやさしく

生理痛で体調がイマイチなときこそ、キッチンになるべく立つ時間を減らしたいのが本音です。できれば作り置きもできて、カラダにもやさしいメニューならうれしいですよね。

でも、このレシピなら大丈夫。鍋を放っておくだけで完成するシンプルなレシピになっています。

Photo by Yukari Matsuura / Laundry Box

作り方

  1. 玉ねぎの皮・ヘタ・根を取り、横半分に切る。
  2. 玉ねぎの切った面に、十字の切り込みを浅く入れ表面に塩こうじを塗り込む。

(塗り込みきれず余った塩麹はスープに入れるので取っておく)

  1. 鍋に昆布だし汁と酒を入れ、沸騰させる。
  2. 沸騰したら、玉ねぎを塩こうじを塗り込んだ面を上にして入れる。
  3. 余った塩麹と、オリーブオイル(鍋で2まわしする)して入れる。
  4. 中火で蓋をして15分〜20分ほど、玉ねぎが柔らかくなるまで煮る(玉ねぎの大きさにより時間は調整)。
  5. できあがったら、器に盛り付けブラックペッパーをかけて完成。
Photo by Yukari Matsuura / Laundry Box

お鍋は、余裕のある大きさのものを使って、玉ねぎにしっかり味が染みるように煮ましょう。玉ねぎの中央の部分に、箸が刺さるくらい柔らかく煮るのがポイント。

冷える朝に食べるのはもちろん、ちょっと仕事で遅くなった夜食として食べても、罪悪感が少ないのもうれしい。

私はトーストしたバゲットをひたして食べるのがお気に入り。鍋に入るのであれば、2玉分など多めに作っておけば、温めるだけですぐに食べられるのでオススメです。

まだまだ冷える、春のシーズン。旬の野菜の旨みと、温かさがギュッと詰まったスープを食べて、カラダもポカポカさせて過ごしましょう!

Photo by Yukari Matsuura / Laundry Box

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