(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

暖かい時期になってくると、スーパーでよく見かける食材「インゲン」。インゲンはインゲンでも、ちょっと房が大きめの「モロッコインゲン」が大好きな私。実は”生理メシ”にもぴったりなんです。

インゲンというと、「胡麻和え」など和風なレシピのイメージがありますが、私はダントツ洋風アレンジ派。今回はそんな「モロッコインゲン」を使った楽ちんゆるっとメシにトライしてみましょう。

モロッコインゲンは夏の生理メシにぴったりな栄養が豊富

夏に不足しがちな「ビタミン」や「ミネラル」。暑い時期には、ついついさっぱりしたご飯で済ませがちですが、栄養に偏りが生じることも。そんな悩みに寄り添ってくれる夏野菜としておすすめなのがモロッコインゲンなのです。

なんといっても注目したいのは、その栄養価。「ビタミンK」「ミネラル」「食物繊維」以外に注目したいのが、「アスパラギン酸」。カラダのエネルギー源として活躍してくれる「アミノ酸」のひとつ。他のシーズンの生理に比べて、体力をキープするのが辛い”夏の生理”にぜひ摂り入れたい栄養が含まれているのもうれしいポイントです。

(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

<材料(1〜2人分)>

・モロッコインゲン 1袋(正味150g程)
・じゃがいも(食べやすいサイズに切っておく)3個(正味180g程)
・鶏もも肉(食べやすいサイズに切っておく)120g
・白ワイン 1/3カップ
・オリーブオイル 適量
・塩 適量
・黒胡椒 適量 

鶏もも肉には塩を軽くまぶして下味をつけておきます。じゃがいもは皮の薄い新じゃがいもであれば、汚れだけ洗い落として皮ごと使います。一口サイズの食べやすいサイズにカットしておきましょう。

旨味がたっぷり溢れるオイルワイン蒸し

まずは軽く鍋にオリーブオイルをなじませて、中火で鶏肉の皮の面を焼いていきます。皮がほんのりきつね色に焼き上がったら、あとは具材をお鍋に入れて、蒸していくだけ。とってもシンプルなレシピです。ワインとオイルでじっくりと蒸された野菜と肉は、驚くほどジューシー。食材の旨味が閉じ込められた身は、ふっくらしっとりしています。

(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

<作り方>

  1. 鶏肉に塩をまぶし、下味をつけておく。じゃがいもは食べやすい1/2サイズにカットしておく。
  2. 中火で温めた鍋にオリーブオイルを馴染ませ、鶏肉の皮面を焼く。
  3. 皮面がきつね色になったところで、じゃがいも・モロッコインゲンを鍋に入れる。

(モロッコインゲンは下処理不要!そのままギュッと曲げて豪快に鍋に入れましょう)

  1. ワインを入れ、オリーブオイルは食材に満遍なくかかる様にたっぷり回し入れ、中火で10分、蓋をして蒸す。
  2. 10分たったら、一度蓋を開けてしんなりしたモロッコインゲンが汁につかる様に、箸で押して鍋底に。さらに蓋をして弱火で10分蒸す。
  3. 蒸し終わったら、味の様子を見て足りなければ塩をひとつまみ程入れて具材に混ぜ合わせる。器に盛って、最後に黒胡椒を振りかけて完成。
(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

モロッコインゲンは、スジもないので面倒な下処理もなく使えるのがうれしいポイント。ダイナミックなサイズですが、蒸す時間を重ねるほどしんなりしてくるので、切らずにそのまま使います。1度鍋を開けたときに、しっかりと汁に浸るように、ギュッギュッと押し入れるようにしましょう。

(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

蒸す時に、ハーブなどがあれば一緒に入れて蒸してもいいでしょう。もちろんハーブは使わず、シンプルに仕上げても肉と野菜の旨味を存分に楽しめます。タイマーにかけてしまえば、基本的に台所に立っている必要もないので、体調がイマイチな日でも大活躍なレシピ。

(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

お皿にはスープも一緒に盛り付けて、ぜひ!ご飯やパンなど浸して食べてみて。ホクホクでジューシーなスープについほっこりしてしまう一品です。

(Photo by Yukari Matsuura / Landry Box)

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