2022年が終わっていく。皆さんにとって、今年はどんな年でしたか?
女性のヘルスケアに関しては2022年、「不妊治療の保険適用スタート」、「厚生労働省からHPVワクチンの積極的勧奨再開の通達が出される」などの動きが話題になりました。
ランドリーボックスではセクシャルウェルネスを体系的に紐解く取材もしてきました。
この記事では、ランドリーボックスの1年を振り返りながら2022年の人気記事ベスト10をご紹介します。まだ読んでいない記事があったらぜひ読んでみてくださいね。
第1位
ランドリーボックス代表の西本美沙が、ヘアドネーションを経験したことをきっかけに、ヘアドネーション事業を営むNPO法人 JHD&C(ジャーダック)代表理事渡辺貴一さんに話を聞いたこのインタビュー記事。2022年の閲覧回数、第1位となりました。「ヘアドネーションは本当に生きやすい社会を作っているのか?」と自問自答する渡辺さんのお話に大きな反響がありました。
第2位
48歳まで「処女」だったmirae(みれ)さんによる実体験を綴ったエッセイが第2位となりました。30〜34歳の39.7%が「経験なし」、30代女性の3人に1人が「処女」という調査結果も紹介し、「性経験がない人は身近にいるかもしれない。みなさんはどう思いますか?」と問いかける筆者の文に引き込まれます。
第3位
1月に始まった、更年期まっただなかの漫画家・フカザワナオコさんによる連載、記念すべき第1回が第3位にランクイン。フカザワさんが不調に気づいたのは、45歳のとき。その頃からご自身がとってきた更年期対策をわかりやすく紹介してくださっています。今まさに更年期の方、これから更年期を迎える方にとっても、たいへん参考になる内容です。
第4位
意外と知らない潤滑剤とセックス用ローションとの違いは?セックスコラムニストのBETSY(べっつぃー)さんによる「アイテムの選び方」の解説記事が第5位にランクイン。「腟の潤い不足は、潤滑剤を少量使うだけでも大幅に改善できる」とおすすめの商品を紹介してくださっています。勉強になりすぎる。
第5位
ランドリーボックスの公式Instagramに寄せられたこんな質問。「彼がゴム着けているあの時間、みんな何してるのか気になる(笑)」。たしかに。「みんなはどうしてる?」って質問してみたら、たくさんの回答が寄せられまとめたこの記事が6位にランクイン。みんな気になっていたんだ(笑)ストーリーズで質問を受け付けています。ぜひフォローしてください!
第6位
斉藤ナミさんの連載「もやもやしてしょうがない」の第4回目のテーマはセックスレス。「私は本当にしたいのだろうか?」「夫はしなくて平気なの?」人に言えないもやもやを正直に、丁寧に綴ったこのエッセイに大きな反響がありました。そして夫からは、どんな反応があったのか?続編も必読です。
第7位
「セックスは好きだけど性交痛で悩んでいます。婦人科を受診しましたが、特に疾患も見つかりません」という40代女性のお悩み。国際中医専門員の田中友也さんによる連載「漢方でほどほど養生」で、中医学の視点で普段からできるTipsをご紹介した記事に関心が集まりました。
第8位
「膣トレ」に関心のある人は多いですが、トレーニングを助けてくれるアイテム探しは意外と難しい。電動タイプ、非電動タイプ、ボール型にしずく型、大きさやお値段もさまざまです。Betsyさんが初心者にもおすすめする膣トレボール「EMIGI」をレビューしてくれました。閲覧回数も多く、ランドリーボックスの人気アイテムになりました。
第9位
「生理重めちゃん」と自称するほど、さまざまな婦人科を受診した経験のあるせるこさんの連載コラムで、婦人科あるあるを描いていただきました。「お股丸出しのまま時間が過ぎていくシュールな空間なに??」にたくさんの共感が集まりました。せるこさんは、それでも婦人科には「めげずに行こうね!」とエールを贈ってくれています。
第10位
さまざまなメーカーからリーズナブルな価格で手に入るようになった、吸水ショーツ。ナプキンよりもお得なの?というふとした疑問に対し、コスト面を検証した記事に注目が集まりました。筆者は「◯カ月でモトが取れる」と結論付けていますが、「サニタリーボックスがパンパンにならない」「快適」など、お金以外のメリットにも触れています。
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セックスや更年期など、人には話せないお悩みを共有してくださった筆者の皆さまや専門家の方々、本当にありがとうございました。ご経験、ご知見が多くの人たちの「新たな選択肢」となっていることを願っています。
2023年も、ランドリーボックスをどうぞよろしくお願いいたします。
ランドリーボックス編集部一同