人と集まる機会も多い12月、何か作っておもてなししたいけれど、生理でダルいし重い。そんなホリデーシーズンの悩ましい食卓にもぴったりな、ゆるっとレシピをお届けします。
ちなみに今回で連載40回目!これもひとえに読者の皆さんのおかげです。2021年も最後まで、ゆるっと美味しいレシピで楽しく締めくくっていただけたらうれしいです。
ホリデーシーズンの食卓もおまかせ!スペアリブのりんご煮込み
カラダもお腹も心もなんだかダル重〜い生理中は、できるだけキッチンに立つ時間を少なくしたいもの。ちょっと冷え込む時期、せっかくだから温かくて楽ちんなメニューで、この時期の食卓を乗り越えましょう。
今回は豚のスペアリブを使って、この時期にもぴったりな煮込み料理にトライしてみましょう。じっくり煮込めば、あっという間に完成のスペアリブ。ビタミンB1を含む豚肉は、疲労回復にもぴったり。生理中、ちょっと疲れたななんて時に元気づけてくれる食材です。
今回は季節の果物・りんごを一緒に煮込んで、身体を内側からポカポカにしていきましょう。
<材料(1〜2人分)>
・豚スペアリブ 350g
・塩 少々
・オリーブオイル 適量
・すりおろしニンニク 小さじ1(チューブでOK)
・すりおろし生姜 小さじ1(チューブでOK)
・玉ねぎ 1/2(スライス)
・りんご 1個(食べやすいサイズにカットしておく)
・赤ワイン 120ml
・醤油 大さじ1
・バルサミコ酢 ひと回し
・きび砂糖 大さじ1
・ローリエやローズマリーなどのハーブ 適量
りんごの酵素でお肉も柔らかくジューシーに
まずは鍋にオリーブオイルを馴染ませて、弱火ですりおろしの生姜とニンニクを入れ香りを立たせます。
続いて塩を少々振りかけておいたスペアリブを入れて、鍋の中で中火で焼いて表面に焼き目をつけていきます。ほんのり焼き目がつけばOK。
両面に焼き色がついたら、一度鍋からスペアリブを取り出して、トレイに載せておきます。
できるだけ、洗い物は少なく。今回はこのまま鍋ひとつで完結させていきます。スペアリブを焼いた油をそのままに、鍋の中でスライスした玉ねぎをしんなりするまで炒めていきます。
玉ねぎがほんのりとしんなりしてきたら、鍋にスペアリブを戻して一緒にりんごも入れましょう。りんごはあらかじめ食べやすいサイズにカットしておきます。煮込んだ後に柔らかくなるので、多少大きめでも美味しく仕上がります。
鍋に具材を入れたら、ワインと調味料を加えていきます。バルサミコ酢は鍋ひと回しくらいで。入れる量が多ければ多いほど、酸っぱい仕上がりになります。
お好みでハーブがあれば入れて一緒に煮込んでいきましょう。今回はローリエとローズマリーを入れてみました。
蓋をしたら、弱火で30分ほどじっくり煮込んでいきます。りんごを一緒に煮込むので、スペアリブだけで煮込むよりもお肉が柔らかく、ジューシーに仕上がります。蓋を開けて、汁の味をみ見て、酸味や甘味をお好みで調整してみてください。
あとはお皿に盛り付けて完成!一緒にローズマリーを乗せるとちょっぴり冬っぽくなるのでおすすめ。残った汁にパンをつけて食べてみたりして最後まで美味しくいただきましょう。
放っておくだけでも、立派な一品が完成。ぜひホリデーシーズンの食卓で楽しんでみてください。
<作り方>
(下準備)
・スペアリブに塩を振っておく
・りんごは食べやすいサイズにカット
・玉ねぎはスライスカットしておく
- 鍋にオリーブオイルをしいて、弱火で温め、すりおろしの生姜・ニンニクを入れて香りを立たせる。香りがたったら、塩をふっておいたスペアリブを入れて表面に焼き目をつけていく。
- スペアリブの両面に焼き目がついたら、一旦鍋から取り出してトレイなどに載せて置いておく。鍋に残った油をそのまま使い、スライスした玉ねぎを中火でしんなりするまで焼いていく。(玉ねぎが焦げつきそうな場合は、オリーブオイルを追加で入れてもOK)
- 玉ねぎがしんなりしたら、鍋に再びスペアリブを戻し、りんご・ワイン・調味料・ハーブをすべて加える。全体をざっくり混ぜ合わせたら蓋をして、弱火で30分煮込む。
- お皿に盛り付けて、お好みでローズマリーをトッピングして完成!