
初めまして!
漫画家のフカザワナオコです。
愛知県在住の48歳で、3歳年下のサラリーマンの夫と二人暮らし。
今月からランドリーボックスで、「更年期」をテーマに漫画を描かせていただくことになりました。
というわけで、私もただいま更年期真っ最中。
自分のちょっとした不調に気づいたのは、45歳ぐらいのときでした。
なんだか妙な不安感に襲われたり、頭が重く感じたり、イライラしたり、のぼせが続いたり…。
もしかしてこれっていわゆる更年期かな?と自分でも思っていました。
しかし、更年期の症状は熱が40度出るとかではなく、なんとなく不調だなぁって感じなので今ひとつ自信がなくて…。
命の母を飲んだりもしてまったく効果がなかったわけではないのですが、なんとなく悶々とした日々。
その頃周りでも、同世代の友人たちが更年期の症状で婦人科に行って血液検査をしてもらったという話がチラホラ。
それならば!と、私も病院に行くことにしてみたのでした。
不調を感じてから受診まで2年かかった
やっぱり女性の医師がいいなぁと思いネットで調べてみると、近所に女性の医師がいる産婦人科があることがわかり、早速行ってみることに。
診察内容は問診と、ホルモン数値を計測する血液検査でした。検査の数値的にはそこまでひどくはなかったようなのですが、処方してもらった漢方を服用して症状もずいぶん楽になりました。

不調を感じ始めてから病院に行くまでに、だいたい2年ぐらいかかってしまってたので、ほんともっと早く行けばよかったー!(笑)
医師にも、症状をとても丁寧に聞いてもらえたので、すごく安心できました。
「病は気から」じゃないけど、やっぱり誰かに今の自分の体の不調を知ってもらうって、すごく大事なんだなぁ。
私が試した、更年期対策
漢方を取り入れたりして体調が安定したこともあって、今はもう病院には通っていないのですが、私の場合は更年期対策として次の3つを欠かさないようにしています。
●対策その1 やっぱり漢方
病院で処方されたのが加味逍遙散という漢方で、それで体調も良くなったので、今は市販薬を自分で買って飲んでいます。
ずっと漢方を飲んでいると調子が良くなってきて「もう飲まなくてもいいかも?」と思うときもあるんです。
しかし不思議なもので、そこで飲むのをやめると、またしんどくなってしまったり…。
漢方って何気にじんわり効いてるんだなー!と実感します。
●対策その2 ストレッチ
体重計のタニタが考案してるタニタ体操というストレッチを毎日やるようにしています。
ゴムのエキスパンダーを使った3分半ぐらいの短いものなのですが、3分半とはいえ、ゴムの負荷もあってこれがけっこうキツい!
ストレッチをすると意識してしっかりと呼吸をするので、普段から呼吸が浅くなりがちな私には特に効果があるような…。
●対策その3 歩く
在宅仕事ということもあり、ついつい家に閉じこもりがちなので、1日1回は散歩がてら外に出るように。
太陽を浴びたり外の世界を感じるだけでも、気持ちが軽くなるなぁと。
それでも歩数は少なめなので、もうちょっと歩く時間を長くしたいと思っています。
症状改善の一歩は、いろいろな対策の積み重ね
以上が、現在48歳である私の更年期対策なのですが、更年期の症状は人それぞれ。症状が重たい人はホルモン補充治療などの対策が必要だそう。
ほんと不調との向き合い方も人それぞれだわー。
私は更年期の症状を感じ始めてから3年以上が経つのですが、更年期のしんどさは「○○さえやってればOK!」ってわけではなくて、いろいろな対策の積み重ねが改善に繋がってるような気がします。
これからもあれこれ試したり、良さそうなことを取り入れたりして、更年期とも自分なりにうまく付き合っていきたいです。