冬野菜がスーパーで豊富になってきたこの季節。
中でも定番の「白菜」は、栄養豊富な野菜のひとつ。鍋料理の具材として親しまれていますが、「鍋料理でしか使わない」という方も多いのでは。
今回はそんな冬野菜の代表「白菜」を使った洋風アレンジレシピをご紹介します。
栄養豊富な冬野菜「白菜」
白菜は煮ても焼いても、漬けても美味しくいただける万能な冬の葉野菜ですが、「鍋に入れるだけ」というキャラクターになりがちです。
白菜は大部分が水分でできていますが、冬にうれしい栄養も含まれています。揺らぎやすい冬の体調管理に心強いビタミンC、日頃から不足しがちな食物繊維、むくみ対策にぴったりなカリウムなど、積極的に摂りたい栄養の共有源としてぴったりです。
栄養がうれしい調味料を使って蒸しグリルアレンジ
白菜自体にも栄養が豊かですが、今回のレシピでは「バルサミコ酢」を使ったシンプルな蒸し料理をご紹介します。
「ゆるっとレシピ」でもよく登場するバルサミコ酢。普通の米酢と比べて、ポリフェノールが多く含まれており、美容や健康を意識する人にはぜひおすすめしたい調味料のひとつです。
<材料( 1〜2人分)>
・白菜 1/8カット
・バター 大さじ1/2(またはココナッツオイル)
・バルサミコ酢 適量
・ハーブソルト 適量
1/8サイズにカットした白菜を豪快にそのまま調理していきます。いつもはカットしてしまう根本部分などもそのまま柔らかく蒸していくので、切り落としは不要です。
中火で熱したフライパンにバターを馴染ませたら、白菜の断面をそのままフライパンに乗せて焼き色がつくまでじっくり焼いていきます。
片面にこんがりと焼き色がついたら、反対側もしっかり焼き色をつけていきます。
ハーブソルトを振りかけて、じっくり焼いていきます。
(ハーブソルトがない場合は塩のみでもOK、その際は気持ち少なめに振りかけます)
反対側の断面にも焼き色が少しついてきたら、バルサミコ酢をフライパンに一周させ、蓋をして蒸し焼きにしていきます。火は中弱火程度に。
芯の部分まで柔らかく蒸し焼きにしたいので、5分ほど様子を見て蒸していきます。
蒸し終わったら、フライパンを開けて、白菜の両面にしっかりとバルサミコ酢を絡ませたら完成です。
トングなどを使ってひっくり返して馴染ませると、扱いやすいでしょう。
お皿に盛り付けて完成です!
ナイフを使って、ステーキを食べるように豪快に白菜を丸ごといただきましょう。
バターを使うと香ばしさが引き立ち、ココナッツオイルを使うと少しこっくりまろやかな味に焼き上がります。どちらもお好みで試してみてください。
<作り方>
- そこが深めのフライパンを中火で温めたら、バターを馴染ませ、1/8カットの白菜を乗せて焼き色がつくまでじっくり焼いていく。
- 焼き色がついたら、反対側の側面にも焼き色がつくようにひっくり返して焼いていく。白菜にハーブソルトをふりかける。
- 両面に焼き色がついたら、バルサミコ酢をフライパン1周程度注ぎ、蓋をして中弱火で5分ほど蒸し焼きにしていく。
- 蒸し上がったらお皿に盛り付けて完成!