サンリオエンターテイメントは3月23日、女性のQOL向上を目指す新プロジェクト「Let‘s talk! in TOKYO」において、小中学生を対象とするスピーチコンテストの実施を発表した。

「Let’s Talk! in Tokyo」とは

「Let’s talk!」 は女性の健康やQOL向上のため、社会の中でタブー視されやすいさまざまな議題についてオープンに語り合い、具体的なアクションにつなげるムーブメントだ。2018年に国連人口基金(UNFPA)とモデルのナタリア・ヴォディアノヴァ氏がトルコ・アンタルヤでスタートしのを皮切りに、2019年にはケニア・ナイロビにて開催された。

2021年は東京にて「生理」をテーマに「Let’s talk! in TOKYO」が1年を通して開催される。

「Let’s Talk! in Tokyo」キックオフイベントについてはこちらにて。

画像=プレスリリースより

「生理」がテーマの小中学生スピーチコンテスト

サンリオエンターテイメントとhellosmileが主催する「Let’s talk! in TOKYO 小中学生スピーチコンテスト」は、学校などのコミュニティや家庭内において小中学生やその家族、友達同士などで生理について語り合うきっかけをつくるために実施される。

サンリオエンターテイメントの代表取締役社長、小巻亜矢氏は、自身のTwitterで下記のようにコメントしている。

様々な方と生理の話をするようになり、多くの方が、「ちゃんと理解していない」と言います。知っていたら違う対応ができた、嫌な思いをしないで済んだ、早く病院に行けばよかったとか。子どもの頃から「話してもいいこと」にしておくことが必要だと思い、小中学生を対象にしました。

受賞者にはサンリオピューロランドのパスポートのほか、賞品が贈られる予定だという。

締め切りは4月25日(日)23時59分までとなっており、審査を経て選ばれた受賞者は5月15日(土)にサンリオピューロランドに招待され、スピーチを披露する(当日来られない場合はビデオにて参加)。

審査について

審査員にはサンリオエンターテイメント代表取締役社長・小巻亜矢氏のほか、文部科学省・大野彰子氏、津田塾大学客員教授・村木厚子氏、株式会社ポーラ 代表取締役社長・及川美紀氏、MOTHERS編集長・小脇美里氏、MORHERS編集部特別顧問・世永亜実氏、日本の性について考える「なんでないのプロジェクト」代表・福田和子氏が参加。

また内容に関しては、性や生理についての気づきや独創性、表現力など総合的なスピーチ力が審査される予定だという。

応募について

スピーチのテーマ

スピーチのテーマは2つから選択できる。

・「生理について思うこと」

・「性ってなんだろう?」

応募方法

制限時間5分以内でテーマに沿った参加者本人によるスピーチをYouTubeに限定アップロードし、公式HPの応募フォームから申し込む。

応募フォームはこちら

応募資格

2021年4月2日時点で小学校、中学校に在籍している生徒

参加費

無料

「Let’s Talk! in Tokyo」の取り組みは公式ホームページのほか、公式ツイッターYouTubeでも発信されている。

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