新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多くの企業や団体が、支援策に取り組んでいます。
ランドリーボックスでは、国内外のサニタリーメーカー各社の調査を行っています。本記事では、各社が取り組んでいる支援策について紹介します。
ユニ・チャーム
「ソフィ」ブランドを展開しているユニ・チャームは、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の乗客のために、マスクや生理用ナプキンなど支援物資を提供している(2月13日現在)。
(支援物資詳細:医療・救護用マスク、大人用マスク、女性用マスク、子供用マスク、乳幼児用紙オムツ、大人用紙オムツ、乳幼児用おしりふき、生理用ナプキン、除菌ウエットティッシュ)
<参考:「新型コロナウイルス」による感染拡大に対する支援について>
また中国へのタンポン支援に加え、サッカークラブ「FC今治」にオンラインの生理教育支援も行っているとのこと。
ユニ・チャームは「生理用品が一時的に品薄となっていることから、商品供給に日々努めています。今後も行政や業界団体と連携しながら必要な支援を行っていきます」としている。
花王
「ロリエ」ブランドを展開している花王は、義援金の寄付と、支援物資の提供を行っている。
・中国赤十字基金会を通じて、現地花王グループ(花王中国及び佳麗宝化粧品中国)より義援金として150万元(日本円で約2,300万円)の寄付。
・中国への物資支援として、中国政府機関と連携しながら必要な衛生用品や生活用品を湖北省慈善总会に届ける。
・日本国内においては、政府や関連省庁と連携をとりながら必要な衛生用品や生活用品を帰国者に届ける。
この他ホームページやSNSで、マスクの洗い方、住まいや衣類の除菌方法など、役立つ衛生情報の発信も継続して行っている。
<参考:暮らしに役立つ衛生情報>
花王は「現在も、衛生・生活用品の増産に全社総力をあげています。衛生用品の生産能力を最大化し、増産に努めています。特に消毒液においては、生産体制をさらに強化し、4月末から20倍以上に増産しました。引き続き、医療・介護関係施設などひっ迫している需要へ対応するとともに、多くの方に商品がお届けできるよう全力で取り組んでおります」とコメントしている。
THINX(アメリカ)
吸収型のサニタリーショーツブランド「THINX」は、長時間勤務をしている中国・武漢の医療従事者に対して自社商品(下着)1200枚を提供している。また、ニューヨーク市とその近辺の地域に寄付を行っている。
<参考:How We’re Supporting People on the Front Lines of COVID-19>
modibodi(オーストラリア)
吸収型サニタリーショーツのブランド「modibodi」も、生活支援団体や女性向けコミュニティシェルターなどに、自社商品(下着)を寄付している。
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本記事は、情報が集まり次第アップデートしていきます。サニタリー関連企業や団体のコロナ支援策についてなにか情報をお持ちの方は、こちらまでお寄せください。
ランドリーボックスは、各ブランドの想いとユーザーを繋ぐプラットフォームでありたいと考えています。支援の輪が拡がることを願っています。