アフターピルとは緊急に服用する避妊薬のことで、適切な避妊をしなかった場合や避妊に失敗してしまった際、72時間以内に服用すれば妊娠の確率を下げることができます。

性交後、時間が経つほど効果が落ちていくため、早めに服用することが望ましいです。

参考記事:アフターピル(緊急避妊薬)の基礎知識。効果や入手方法、費用など(医師監修)

性交後72時間以内という推奨時間をみなさんはご存知でしたか?

医薬品の輸出入事業、医療・医薬品の情報提供サービス事業を展開する「つばめLabo」の調査の結果、正しいアフターピルの服用期限を知らない人が90%近くいることが分かりました。

アフターピルの服用期限、40%以上が「分からない」と回答

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000105355.html

20〜60代の女性300名を対象に行った調査の結果、40%以上の人が、アフターピルは性交後何時間以内に飲むべきか「知らない」と回答したことが分かりました。

日本国内で普及しているアフターピルの服用期限は72時間以内ですが、海外製のアフターピルの中には服用期間が120時間(5日)以内まで対応可能なものもあります。

タイミングによっては海外製のアフターピルを日本国内の病院で処方されるケースも。

90%近くの人がアフターピルの正しい服用期限を知らなかった一方で、80%以上の人がアフターピルの存在自体は「知っている」と回答。薬の認知度は決して低くないようです。

「避妊に失敗したかも」病院に行かない人は40%近く

妊娠を望まない状況下で避妊に失敗したかもしれない際、「アフターピルを服用・検討する」と回答した人は31.2%、「病院に行く」と回答した人は29.2%、「安全日だったかどうか確認する」人が27.9%、「特に何もしない」と答えた人が11%でした。

<調査概要>
・調査期間:2023年4月27日~5月1日
・調査機関:株式会社つばめLabo
・調査対象:20-60代の女性
・有効回答数:300名
・調査方法:Web上でのアンケート調査

万が一の対策として、アフターピルについて正しく理解していれば望まない妊娠を防ぐ可能性が高まります。

また日頃から、正しいコンドームの使い方を理解したり、低用量ピルの服用や子宮内避妊器具(ミレーナ)などの避妊の選択肢があることも知っておくことが重要です。

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