【今月のお悩み】
季節の変わり目で、体が疲れやすく、心がなかなか休まりません。どうしたら気持ちよく過ごせますか?
変化を受けて入れてみる
こんにちは。露の団姫(つゆのまるこ)です。季節の変わり目に起こる体調不良、つらいですよね。私も気圧の変化などに敏感な体質のため、今の時期は体調を崩しがちです。
そんなとき、どうすれば気持ちよく過ごすことができるのでしょうか?
キーワードはずばり、「変化を受け入れてみる」ということ。
そもそも、私たち人間は自然の一部。
四季折々で何らかの影響を受けるのは当たり前のことです。動物たちが、寒い冬がきたら冬眠するように、人間も季節によって何かしらの変化があってもおかしなことではありません。
しかし便利な世の中は、そのような生き物としての当たり前の出来事を忘れさせてしまう側面が少なからずあると思います。
「変化が起こるのは自然なこと」
心と身体は密接につながっています。だからこそ、「季節の変わり目になると自分は〇〇な状態になりやすいけど、これは当たり前のこと」と、受け入れてみる。
それだけでもストレスが軽減するかもしれません。
季節の移り変わりがもたらす側面を楽しんでみよう
生活面においては、旬の野菜やフルーツを食事に取り入れるといった「季節の変化」を楽しんでみるのもいいかもしれません。
そういった行動は、変化そのものを受け入れるきっかけの1つとなり、「憂鬱な季節の変わり目」というマイナスなイメージの解消にもつながります。
そして、栄養がたっぷりと含まれている旬の食べ物に、体調改善の鍵が隠されていたりもするのです。
変化のない人生などない。だからこそできること
私たち人間は、変化を嫌い恐れる性質があります。
それゆえ、ライフスタイルや環境の変化といったさまざまな出来事にストレスを感じてしまい、なかにはそれを「苦」と感じる人もいます。
しかし、変化のない人生などありません。
年に何度もやってくる季節の変わり目を、「あらゆる変化に慣れる練習」と考えてみること。
そのような変化を受け入れるという習慣が、この先の人生を気持ちよく過ごす秘訣です。
老いた自分も受け入れ、自信を持つと人は輝ける
また、これから年齢を重ねていけば、老いとともに現れるシミやシワなども気になってくるでしょう。しかし、そんなときに自分に起こる自然な変化を受け入れる心があれば、「アンチエイジング」という言葉に焦ったり、追い詰められたりすることもありません。
自分を受け入れることは、自信を持つことにつながります。そして、自信のある人はどんなときも輝いています。
変化に惑わされない心を整えていくことは「人生の節目」のような大きな出来事に対する動じない力を養い、あなたを支えてくれるはずです。
人間も世の中も、常に変化しつづける「諸行無常」が自然なこと。常なるものは何1つとしてありません。体調がいい日の自分も、体調が悪い日の自分も、すべて、あなた自身です。
どうぞ季節の変化を楽しみ、ご自身の人生のさまざまな変化を楽しんでくださいね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。身体および心の不調は、必要に応じて医師や専門家に相談することをおすすめします。