こんにちは。ラブライフアドバイザーのOliviAです。

「おもわずジャケ買いした生理用品」

「おしゃれでシェアしたくなる」

発売と同時にSNSで話題になったフェムテックブランド「Nagi」。吸水ショーツのブランドを複数履き比べた知人からは、「Nagiは伝いモレをブロックする独自の縫製がいい」と聞きました。Nagiはデザインと機能性の両方から評価が高く注目を集めています。

実際に商品を手にしてみたいと思っていたところ、2020年12月11日〜13日の3日間ポップアップストアを表参道で開催していたので、行ってみました。

ブランドの世界観が表現された店内

Photo by OliviA / Landry Box

明治神宮前駅から徒歩2分。DiorとCHANELの間の道を進むとガラス張りの建物に「Nagi」と描かれたポップアップストアがありました。ハイブランドショップが並ぶ表参道に溶け込む佇まいでフェムテック用品のポップアップストアとは気づかずに入ってしまう人もいそう。

Nagiのコンセプトは「あなたを自由にする下着」。

店内は余白のある空間。ブランドの世界観が伝わる店内にショーツが陳列されています。

客層は、20~40代の女性が多い印象。日曜日ということもあり、母娘で買い物をしている姿も見られました。10代の頃に吸水ショーツがあったら、生理のイメージも過ごしやすさもだいぶ違っていただろうな、と思春期の頃の自分に思いをはせました。

Photo by OliviA / Landry Box

ショーツの形は3タイプ。

Standard(スタンダード)

どんな日でも快適にすごせるスタンダードな形。

Slim(スリム)

スタンダードよりも、お尻側のデザインがスリム。動きやすさを重視する人向け。

Full(フル)

吸水面がより広く腰までカバー。夜でも安心なフルタイプ。

Photo by OliviA / Landry Box

Nagiは、カラーバリエーションが豊富なところも特徴。ベーシックな黒、ベージュのほかに、パープル、オレンジ、グリーン、ブルー、アズキのラインナップ。Nagiならではのニュアンスカラーの新色アズキは、ポップアップストアでの先行販売でした。アズキは今までの吸水ショーツにはなかった和風な色合いで新鮮。目にやさしくて和みます。

ショーツを長持ちさせるお手入れ方法

Photo by OliviA / Landry Box

Nagiは独自の4枚構造で、水分を吸収し、速乾性、防臭性、防水性も備わっているそう。店内に設置されたディスプレイでは、吸水ショーツのお手入れ方法が紹介されていました。

VTRで「洗濯時に水をアルカリ化させる洗濯用品やアルカリ性洗剤を使用しないでください」との注意書きが。私は普段、水をアルカリ化させる洗濯用品を愛用しています。気になって店員さんに訊ねてみました。

私 「水をアルカリ化させる洗濯用品って、使わない方がいいんですか?」
店員 「そうなんです。吸水率を下げてしまうんです」
私 「今まで知らずに吸水ショーツを洗うときにも使っていました」

写真提供=Nagi

(店員さんたちが着ていたおそろいのカーキのつなぎがおしゃれ!どなたに声をかければいいかわかりやすかったです)

かつて私は布ナプキンユーザーだったため、経血汚れを落とすにはアルカリ性の「セスキ炭酸ソーダにつけ置き」と思い込んでいました。気になって、各メーカーの吸水ショーツの洗い方を調べてみました。

ムーンパンツの洗い方

セスキ炭酸ソーダをとかした水に15分ほど浸す。軽くすすいで洗濯ネットに入れて洗濯機へ。乾燥機は使わないでください。
(公式サイトはこちら

modibodiの洗い方

使用後に水ですすいでください。浸け置きは不要で、水が綺麗になるまですすいでください。洗濯機で普段通り洗濯してください。ランドリーバッグがあるとよりいいです。製品の機能を低下させるので、柔軟剤や漂白剤は使用しないでください。乾燥機は使用せず自然乾燥しましょう。
(公式サイトはこちら

THINXの洗い方

使用後に水ですすいで(お湯だと経血が固まってしまうので注意)洗濯機で普段通り洗濯してください。柔軟剤や漂白剤は使用しないでください。自然乾燥を推奨します。
(公式サイトはこちら

各ブランド少しずつお手入れ方法が違っていましたが、だいたい下記の4点が注意点としてあげられていました。

  1. 使用後はお湯ではなく水ですすぐ
  2. 漂白剤、柔軟剤は使わない
  3. 洗濯ネットに入れて洗濯機へ
  4. 乾燥機は使わない

洗って繰り返し使えるサステナブルなところが吸水ショーツの魅力ですから、吸水率をキープしつつ長持ちさせたいですよね。

自分好みのランジェリーを選ぶときのようなワクワク感

Photo by OliviA / Landry Box

さっそく筒状のパッケージからショーツを取り出してみました。自分のラッキーカラーのカーキ(グリーン)のショーツというだけで気分が高まります。今まで購入した吸水ショーツよりもお尻をすっぽり包むデザイン。量が多い日に吸水ショーツ1枚だとモレてしまうことがあったのですが、このフルタイプなら頼りがいありそう。

Photo by OliviA / Landry Box

次の生理で試すのが楽しみです。新しいタイプの生理用品を手にしたときの「次の生理が楽しみ!」という感覚は、フェムテックの登場とともに抱くようになった気持ち。自分好みのランジェリーを選ぶときのようなワクワク感がまさか吸水ショーツでも味わえるとは思ってもいませんでした。

吸水ショーツは、デザインや価格の選択肢がさらに増えていきそうで、今後も目が離せないフェムテックアイテムです。

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