吸水ショーツとは、ショーツ自体が水分を吸収してくれるパンツのこと。ブルーデイに履いて不快感が軽減されたとの声も多い評判のアイテムです。
この記事では、ランドリーボックスが独自に行ったwebアンケートにより集めた、吸水ショーツのユーザーの声と、主要ブランドの特徴をご紹介します。
吸水ショーツを使用する前の「生理の悩み」
吸水ショーツを実際に使っている方たちの生理の悩みは、「量が多い」「モレが気になっていた」という方が多かったです。
月々の体調によって量が多く、とくに2日目までは2~3時間おきにナプキンを交換する必要がありました。タンポンを試したこともありますが装着位置が悪かったのか、きちんと吸収されず漏れたことがあり、抵抗を感じるようになってしまいました。
また、寝相が悪いので夜にズボンや布団を汚す事が多かったです。夜用ナプキンを使用していましたが、寝返りの頻度が多いのか漏れてしまうことがあり、本当に嫌でした。(30代、保育士)
生理用品は生理用のナプキンしか使用したことがありませんでした。しかし、年齢が上がるにつれて徐々に経血量が増え、下着が汚れてしまったり、ひどい時には服まで滲み出てしまったりするほどに。
Webデザイナーとして働き出してからは、一日中椅子に座りっぱなしのことが多くなり、生理がより不快になりました。
また、趣味でウォーキングをするのですが、激しい運動は経血の漏れにつながるため、生理中は、運動をすることにもためらいが出るようになりました。(20代・Webデザイナー)
こうした悩みをもっていた人たちが、友人からの紹介やネットで吸水ショーツの存在を知り、実際に使い始めています。
吸水ショーツを使用した感想やメリット
実際に吸水ショーツを使用した人が感じたメリットは、以下の通りです。
- ナプキンを取り替える頻度が減った
- ナプキンをつけないので、服に響くことがなくなり、細身のデニムも履ける
- 朝起きたときにパジャマやシーツに汚れがつくことがなくなった
- ナプキンによる肌のかぶれが解消された
- モレを心配しなくなり、明るい色のボトムを履けるようになった
- 始まりそうなときに履いておくと安心
- 不正出血があるので、吸水ショーツを履いていると安心
- 友人宅に泊まったときに、ナプキンのゴミを心配しなくていい
このように、吸水ショーツを使用すると、生理中のわずらわしさがかなり軽減されます。アンケートの回答者全員が、継続して吸水ショーツを使用していることから、ブルーデイを快適に過ごすマストアイテムといえます。
また、始まる前に履いておいたりするなど、少量なら吸水ショーツ1枚で対応できるのもうれしいポイントです。
吸水ショーツを使用するときの注意点
吸水ショーツを使用した経験者が、気になった点や注意点も紹介します。
- 外国製品はサイズ表記をきちんと確認し、フィットしたサイズを選ぶといい
- 量が多い日は、吸水ショーツだけでは不安なのでナプキンを併用する
- 水分を吸収しているショーツの少しひんやりした感覚があった
- 使用後に水分をたっぷり含んでいる場合、洗濯機で洗う前に、すすぎ洗いが必要
- 手持ちの枚数が少ない場合、夜にその日に使用したショーツを洗う必要がある
- 効果を持続させるために、乾燥機は使わないほうがいい
- 吸水ショーツは水分を吸収しやすい分、洗濯後の乾きが遅いので、替えを多めに用意しておいた方がいい
量には個人差がありますが、多い日や、普段から多いという人は、ナプキンやタンポン、月経カップといった他の生理用品と併用することをおすすめします。また、手洗いする必要があるなど、手間が少しかかってしまうことは知っておきましょう。
人気の吸水ショーツ3点を比較
吸水ショーツには、いくつかのメーカーがあります。この記事では、おもなメーカーの製品を比較して紹介します。
1.modibodi(モディボディ)
オーストラリア発のmodibodiはデリケートゾーンに当たる部分が、独自素材の3枚構造です。一番上部は、素早く水分を吸い取り、バクテリアと戦いにおいを防ぎ、中間層は液体を吸収し閉じ込めます。一番下の層は防水保護で漏れを防ぎます。
実際にmodibodi(モディボディ)を使用している方の感想を紹介します。
吸水ショーツは、デリケートゾーン部分に当たる部分が水着のような素材でできていることが多いですが、modibodiは肌触りがよく普通のパンツと変わらない感覚で履けるところが気に入っています。(30代・会社員)
デリケートゾーンに触れるので肌触りは大事ですよね。商品をチェックしたい方は、modibodiのページをご確認ください。
さらにくわしくmodibodiの感想を知りたい人は、こちらもチェックしてみてくださいね。
ハードルが超低い生理革命グッズ。ナプキンいらずの吸収型ショーツ「modibodi」が優秀すぎた
2.THINX(シンクス)
NY発のTHINXはデリケートゾーンに当たる部分が、抗菌、吸湿発散、吸水、漏れ防止の4枚構造になっていて、種類によっては最大タンポン2本分を吸収してくれます。
ランドリーボックスで取り扱っているパンツの形は「Hiphugger」、ボクサーパンツ型の「Boyshort」の2タイプがあります。
実際にTHINXを使用している方の感想を紹介します。
THINXは、とても吸収率がよく、私は吸収率が違うタイプを3枚買って、その日の量にあわせて使い分けていますが、不快感はほとんどありません。(20代・Webデザイナー)
不快感を感じにくいのは助かりますよね。商品をチェックしたい方は、THINXのページをご確認ください。
こちらの記事では、THINXを履いた方のレポートをさらにくわしく紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
ナプキンがいらないって本当? 魔法のパンツ「THINX」だけで生理の日を過ごしてみたよ力
3.MOON PANTS(ムーンパンツ)
台湾生まれのMOON PANTSは3枚の特殊な抗菌機能の布を使用し、タンポン2~3本(ナプキン2枚~3枚)の水分を吸収します。
水分を吸収しても肌に直接あたる部分はサラサラなので、普段のショーツと同じように着用可能。「そろそろはじまりそう」な日から着用してみるのがオススメです。
実際に、MOON PANTS(ムーンパンツ)を使用している方の感想を紹介します。
漏れないように縫い目にこだわっていて、作り方がとても丁寧だなと思いました。また、ナプキンの2~3枚分の吸収力があるという点も良いなと。8時間ほどは履き続けられるため、夜寝る時やあまり外出しない時はムーンパンツ1枚だけで過ごすことができ、快適です。(30代・専業主婦)
日によっては、ムーンパンツ1枚で過ごせるのは楽ですね。商品をチェックしたい方は、MOON PANTS(ムーンパンツ)のページをご覧ください。
いかがだったでしょうか?今回は、モレや、ナプキンによる肌トラブルに悩んでいる人におすすめの吸水ショーツをご紹介しました。ブルーデイの憂鬱な気持ちが、少しでも軽くなったらうれしいです。