とにかく経血の漏れ対策に気をつかう生理中。
起き抜けに、シーツやパジャマ、下着に染みた経血をゴシゴシ手洗いする時間、ストレスに感じませんか?
ほんの一部を洗うためだけに、シーツをガバッと外して、部分洗いして、洗濯機を回して干して…となかなかの重労働。桶に水を張って漬けおきするのも面倒だし、時間がかかります。
そんな悩みを解消してくれるアイテムがこちら。
花王から販売されている「ロリエ ランジェリー泡洗剤」。
経血・おりもの専用の、泡で出てくる洗剤です。公式サイトによると、汚れに直接泡をプッシュして、そのまま洗濯機にポンと入れていつも通り洗うだけ。時間が経ったガンコな経血も、泡の力でジュワッと汚れを分解して、キレイになるそう。
本当に…? さっそく試してみました。
1日経った経血汚れは落ちる?
生理2日目の朝。また、やってしまった。シーツを見ると500円玉大の経血汚れが2つ。
それなりに覚悟はしていました。吸水ショーツとか、夜用ナプキン、最近は性能のいい生理用品がたくさんあって、自分なりにいろいろと試して、だいぶマシになったんです。それでも私の寝相がアクティブすぎるせいなのか(?)、多い日の朝はだいたいチョボっと漏れるんです。
このとき毎回、精神的ダメージが大きい。諦めてパジャマのズボンとショーツ、シーツを洗います。
といきたいところですが、朝はそんな時間はないのでひとまずそのままにして、仕事へ出かけます。
わずか30秒。こんなにラクで大丈夫?
夕方帰宅して、ようやく洗いはじめます。経血汚れをめがけて1〜2プッシュ。
ショーツもパジャマもシーツも。
そのまま洗濯機にポン!
いつもの液体洗剤もセットして、洗濯スタート(※衣類の取り扱い表示を必ず確認しましょう)。
シーツ、パジャマ、ショーツにそれぞれ泡をプッシュして、スタートボタンを押すまでわずか30秒くらい。
こんなにラクでいいの?
それにしても、少し時間が経った経血汚れ、ちゃんと落ちるのかやや不安。
きめ細かいクリーミーな泡の力
洗い上がりを見てみると……経血汚れがきれいに落ちています。びっくり!
そのまま洗濯機で洗うだけだと、茶色い染みがクッキリ残ってしまうほど、なかなか落ちない経血汚れ。それに、もみ洗いするのもすごく面倒ですよね。
今回は、経血汚れをめがけて「ロリエランジェリー泡洗剤」1〜2回プッシュしただけで、見事に汚れが落ちました。
(※極端に時間が経った汚れは落ちないことがあります)
それもそのはず、「ロリエ ランジェリー泡洗剤」は、花王の洗濯洗剤「アタック」の洗浄技術が活かされているんだとか。きめ細かいクリーミーな泡がジュワっと汚れを浮かしてくれました。まさに驚きの洗浄力。
“おりもの汚れ”にも頼れる洗浄力
経血よりも意外とガンコだな、と感じるのが“おりもの汚れ”。ショーツについてしまった汚れに2プッシュして、そのまま洗濯してみたらスルンと落ちていて感動しました(※固形の汚れの場合はあらかじめ取り除いておきます)。
クリーミーな泡が汚れを包み込んで洗い流すため、繊細なランジェリーを傷めずにお手入れできるのはすごくありがたいです。
個人的には、水分をたっぷり吸った「吸水ショーツ」のすすぎ洗いのときにも重宝しています。吸水ショーツは水ですすぎ洗いして洗濯機という洗濯方法ですが、それだけだとなんとなく、心もとない。
すすぎ洗いのあとにランジェリー泡洗剤を2〜3プッシュしてから洗濯機にポンっと入れると、よりキレイに洗える気がして、におい残りも気になりません。吸水ショーツユーザーの方におすすめしたいです(*)。布ナプキンのお手入れにも良さそうですね。
(*アルカリ性洗剤の使用が「吸水機能が低下する原因」になるとして推奨していない吸水ショーツメーカーが一部ありますので、公式サイト等をご確認ください)
1本置いておくだけで、きっと心がラクになる
これまでの苦労がウソのように、ラクラク&時短が叶う神アイテムでした。
どんなにしっかりしたナプキンを着けていても、パンツと肌の隙間から漏れて、パンツのクロッチ横にちょこっと付いてしまう経血汚れや、ナプキンを取り替えるときにうっかり付いてしまう経血汚れ。おりものシートを着け忘れたときのおりもの汚れにも重宝します。
花王の調査によると、1回の生理期間中に経血モレを経験している人は半数以上とのこと。「忙しいときに、下着を洗わないといけない煩わしさを、少しでも軽く」、「小さい手の女性でも持ちやすく、泡プッシュしやすい容器」、「狭い洗面所にも置きやすいシンプルなデザイン」ーーそんなこだわりを詰めこんで開発されたのが、この「ロリエランジェリー泡洗剤」だそうです。
なにより、経血漏れによる心のダメージが軽減されて、生理期間が過ごしやすくなるって最高。生理のある日常に、手放せないアイテムになったので、リピート確定です。
経血&おりもの汚れのお手入れに、ぜひ試してみてください。
(写真:川しまゆうこ)