ルナドクター株式会社は、生年月日から公費によるHPVワクチンの無料キャッチアップ接種の対象者かどうか確認できるツール「HPVワクチン無料接種対象チェッカー」を公開した。

HPVワクチン無料接種対象チェッカー:https://luna-dr.com/hpv-calc/

ツールを利用することによって、以下の4点を知ることができる。

  1. 公費でHPVワクチン接種を受けた可能性
  2. キャッチアップ無料接種の対象かどうか
  3. キャッチアップ無料接種期間の残り日数
  4. 9価ワクチン(シルガード)を受けた可能性

HPVワクチンとは?

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性的接触を持つ女性の半数以上が生涯で少なくとも一度は感染するとされており、最も一般的な性感染症の一つ。

このウイルスには100種類以上の型が存在し、特に15種類ほどのハイリスク型HPVは、子宮頸がんの主要な原因とされており、他の種類のがんの発生にも大きく関与する。

HPVワクチンは、子宮頸がん等を引き起こす可能性が高いハイリスク型ウイルスだけでなく、低リスク型のウイルスによる感染を防ぐ効果も期待される。

キャッチアップ接種とは?

HPVワクチンについて、平成25年から令和3年まで副反応の懸念から国からの接種推奨が控えられていたため、定期接種の対象年齢(小学校6年生から高校1年生)で接種の機会を逃した人が少なくない。

このため、公平な接種機会を提供する「キャッチアップ接種」が公費で実施されることになった。

公費によるキャッチアップ接種期間は、2022年4月~2025年3月の3年間。全3回を、決められた間隔をあけて接種する必要があるため、まだ一度も接種していない人は遅くとも2024年9月までに打ち始めないと間に合わない。

キャッチアップ接種を受ける方法・手続きはこちらの記事で紹介している。接種を希望する人は早めに確認して手続きを進めておこう。

参考:HPVワクチンを打ち逃した人のための「キャッチアップ接種」の期限が近づく。接種希望の人は早めの手続きを

参考:【厚労省】ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内

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