ランドリーボックスは、外陰部の構造を楽しく、正しく理解し対話するためのパペットBa-Vulva(ばあばるば)を企画・制作しています。
ばあばるばでは、カラダについて適切な情報を知り、対話を通じて健やかな日々を送っていただきたいという想いから、<Ba-Vulva Friend>と題し、国内外の専門家にインタビューを行っています。
今回お話を伺ったのは産婦人科医の松岡和子先生です。ばあばるばの活用方法についてお話を聞きました。
外陰部は見たくないけど、気にしすぎる。アンタッチャブルから日常へ
Misa:ランドリーボックスでは、外陰部の構造を正しく、楽しく理解するためのパペット「Ba-Vulva(ばあばるば)」を企画制作しています。このようなツールについてどう思いますか?
松岡先生:外陰部の構造は女性はもちろんだけど、女性だけでなくともみんな知っていた方がいいと思っています。外陰部も目玉や顔と一緒で体の一部です。特別なものではないんです。
ばあばるばは、構造というか、親しみを感じやすくなりますよね。特に日本人は見たことがない、怖くて外陰部を見られないなど、アンタッチャブルに思っている人も多いです。
一方で興味を持ちすぎたり、外陰部の形が整っているかどうかにこだわったりする人もいます。でも、それってやはり外陰部を異質なものとして捉えているわけですよね。
そうではなくて、右と左の胸の大きさは違うように、外陰部の形や見た目もちがうのはあたりまえ。そういうことがわかるように、こういうアイテムはみんなが日常的に見られる場所にあればいいのになと思います。
診察室にあってもいいと思うんですよ。構造を知っておくことで親しみを感じることができます。
Misa:アイテムを使って理解しやすく、話しやすくなるといいですよね。
私たち医師が症状や構造を説明する時も、「ここにこうあってね」とイラストを描きながら説明することもあります。

ばあばるばの場合も、「私の膣変じゃないですか?」となっても、手に持ちながら「いや、ここが入り口でこんな形だから、変じゃないんですよ。ひだもこうありますからね」と説明したりできますよね。
ちょっとずつパペットのかたちが違うのもいいですよね。私自身、患者さんには顔だって右と左ちがいますよね、それと同じですよって伝えています。
あとは、膣内のヒダも初めて触った人が、できものがあると勘違いして来院される方もいるので、実際の構造を説明する際にも役立ちますね。
MISA:松岡先生、ありがとうございました!
患者さんが困っていることに対して適切な情報や治療を提供することはもちろん、患者さんが今不安に感じていることを言葉にしやすい環境づくりもされている松岡先生。
「ばあばるば」も、診察室やカウンセリングルームなどをはじめ、言葉だけでは伝わりづらい場面などで、対話をサポートするツールになれたらと思っています。
ばあばるばは、これからも現場で悩みに向き合う専門家のみなさんのご意見をいただきながら改良を続けていきます。
「こんなふうに使えるの?」「実際に商品を見てみることはできるのか?」などご意見ご要望などございましたら、こちらよりご連絡ください。
お話を伺った方

松岡和子先生
杏雲堂病院 産婦人科医。滋賀医科大学医学部卒業。日本産科婦人科学会専門医・指導医、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医。婦人科腫瘍を専門とし、子宮筋腫や卵巣腫瘍など良性・悪性腫瘍の診断と治療に長年従事。腹腔鏡手術をはじめ、患者一人ひとりの状況とライフプランに寄り添った、丁寧な医療を提供している。
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Ba-Vulva(ばあばるば)は、おばあちゃんたちと手作りで作っています。ばあばるばに込めた想いやプロダクト詳細はこちらをご確認ください。
https://laundrybox.co.jp/BA-VULVA_jp
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本記事はランドリーボックスが制作している性教育パペット「Ba-Vulva(ばあばるば)」の公式サイトの記事を一部編集の上、転載しています。













