株式会社SOMPOひまわり生命保険とヘルスケアベンチャーの株式会社サリバテックが、SOMPOひまわり生命を利用する人を対象に、自宅でできるがんリスク検査「サリバチェッカー®」の提供を3月22日から開始した。
同サービスの提供は、SOMPOひまわり生命と株式会社サリバテックの業務提携の拡大にあたって行われる。
サリバチェッカー®の概要と特長
「サリバチェッカー®」は、唾液を採取し、それを株式会社サリバテックに返送するだけでがんの罹患リスクを判定できる。
1度の検査では、男性の場合「肺がん」「大腸がん」「膵臓がん」「口腔がん」の4種を、女性の場合は乳がんを含む5つのがんの罹患リスクを判定することが可能だという。今後は判定できるがんの種類も拡大していく予定とのこと。
また、検査後は、検査結果のレポートおよび結果に関して相談できる医療機関を株式会社サリバテックのサイト上で案内するとしている。
サービス提供の背景と目的
SOMPOひまわり生命と株式会社サリバテックは、昨年7月から約600名を対象に「サリバチェッカー®」のトライアルを実施してきた。
その際に被験者から、新型コロナウイルスという状況のなかで、自宅でがんのリスク検査を実施できることや、「がんに対する意識が高まり、がん検診や健康診断の重要性を再認識した」といった声が上がったため、サービスの提供を開始したという。
日本人の死因のトップである「がん」。今回のサービスが、がんの早期発見および治療に効果的なものとなるか期待したい。