自分の快感と向き合おう。ランドリーボックスラボ座談会を開催

ランドリーボックスは、「セクシャルウェルネス」をテーマにランドリーボックスのみなさんとフェムテック＆ウェルネスケアのアイテムをタッチアップできる座談会「ランドリーボックス 夏の集い」を8月25日に開催しました。

当日は、プレジャーアイテムや膣トレグッズ、性交痛対策アイテムが紹介され、実際に触ってみた感想をみんなでシェアしました。

フェムテックアイテムやウェルネスケアに求めるものや体の悩みは人それぞれ。

さまざまな視点から、使い方のアイデアや日常生活で抱く違和感、自身の体験などが飛び交い、ツールを介して自分のカラダや心と向き合う体感をしました。

テーマは「セクシャルウェルネス」。安全で楽しい性的経験がウェルビーングにつながる

まずは、今回参加するみなさんの自己紹介から。参加メンバーのみなさんは、ラブグッズやウェルネスケアのアイテムを使ったことがある方がほとんど。当日は雨が降っていましたが、今回の座談会を楽しみに集まってくださいました。

座談会の様子はオンラインでも生配信され、当日はオンラインで座談会に参加してくれた方もいて、グッズの印象や感想など、たくさんのコメントを送ってくれました。

はじめに、ランドリーボックス代表・西本から、今回のテーマである「セクシャルウェルネス／セクシャルヘルス」について解説。

楽しく安全な性的経験が、心身や社会的なウェルビーングな状態につながります。ツールを使って自分のカラダと向き合ってもいいのでは？と語り、セクシャルウェルネスについて安心・安全に話せる場所として、今回の座談会が開かれたことを伝えました。

ラブグッズで新しい性感帯の発見

いよいよ、商品紹介とタッチアップタイムがスタート！ まずは、ローターやトイなどの「プレジャーアイテム」が登場しました。

初心者編としておすすめのローターや細めのアイテム

プレジャーアイテムの初心者編としておすすめの外陰部に当てるローターや細い挿入型アイテムを紹介。

紹介したのは、「iroha + YORUKUJIRA」「iroha RIN+」「iroha FIT」「SVAKOM cici」「Twirling Fu」。

日本のセクシャルウェルネスブランド「iroha」からは、「iroha + YORUKUJIRA」「iroha RIN+」「iroha FIT」がラインナップ。国産のウェルネスブランドらしく、和菓子がモチーフとなっていたりで「一見ローターとわかりにくくていい！」と、デザインが好評でした。

先端が柔軟に曲がるスリムな「SVAKOM cici」はGスポットの探求にピッタリ。ドイツのラブグッズブランド「Satisfyer」による「Twirling Fu」は、外陰部だけでなく、体にある性感帯が探せます。「振動が直に感じる」との声もあり、比較することで振動の強弱がアイテムによって違うことがわかりました。

まるで舌でなめられているような感覚の吸引タイプ

クリトリスを刺激する「吸引型トイ」は、「ウーマナイザー リバティ」「サティスファイヤー Dual Pleasure」「PUISSANTE Coco」が紹介されました。

「ウーマナイザー リバティ」は、「口で吸われているみたい！」と、その吸引力に驚きの声も。スベスベなシリコンの肌触りで参加者を虜にした「PUISSANTE Coco」は、挿入と吸引が同時に体験できます。

人気の吸引トイ「ウーマナイザーリバティ」が気持ちよすぎる。推しポイントから裏技まで教えます

パートナーと試したい！ カップル向けのラブグッズ

パートナーと一緒に楽しめるカップル向けアイテムは、「We-Vibe Chorus」と「iroha SVR」を紹介しました。

キュートなカラーの「We-Vibe Chorus」は、他のアイテムとは異なり、触感が固め。「ルブリカントと一緒に使うと良さそう」というアイデアも飛び交っていました。

リング部分を手やペニスにはめて使用する「iroha SVR」は、ミニサイズで手軽に楽しめるため、「5,000円台でプレゼントとしても良さそう！」と、思わずレコメンドしたくなるアイテムとして好評でした。

新感覚トイでいつもと違う刺激を楽しむ

新感覚のプレジャートイとしては「iroha petit」「LELO ORA3」「Dame Eva2」を紹介。

なかでも、かわいい形で注目を集めたのが「iroha petit」。

使い切りタイプで、600円というのお手頃価格に、「試してみたい！」の声が多く上がっていました。こんにゃくゼリーみたいな触感で、お風呂であたためたり冷蔵庫で冷やしたりして使用も可能です。

「LELO ORA3」は、舌のような動きをするトイ。ローションと併用して使用すると、まるで舐められているような感覚を得られます。

アメリカのメーカーで、クラウドファウンディングから誕生した「Dame Eva2」は、小陰唇に挟んでハンズフリーで使用可能なトイ。形の構造上、外れてしまうこともありますが、体にフィットすれば心地良い刺激が感じられるアイテムです。

iroha petit（イロハプチ）を使ってみたら、見た目以上にすごかった

テクノロジーが駆使された高機能トイ

さまざまなプレジャーアイテムがありますが、そのなかでもワンランク上のテック要素がふんだんに取り入れられた高機能トイとしてアプリ連動型のトイや独自の動きをする「FUN FACTORY SUDAZE」を紹介。

ユニークな振動で会場を賑わせた「FUN FACTORY SUDAZE」は、なんとピストン運動で刺激するトイ。そのめずらしい動きに、「生きものみたい……」と驚きの声も上がっていました。

世界各国のメーカーから発売される膣トレグッズ

骨盤底筋を鍛える膣トレグッズは、尿もれや腰痛の改善が期待できます。

そんな膣トレが、アプリケーションと連動してゲーム感覚でできるアイテムなどを紹介しました。

紹介したのは「EMIGI ラブパール」「kgoal」「Elvie Trainer」「Femimate eKegel」。

コロコロしたボールを膣に入れて鍛える「EMIGI ラブパール」は、落ちないように挿れておくことで、骨盤底筋が鍛えられます。

膣内に挿入するタイプだけでなく、アプリと連携してアイテムの上に座るだけで鍛えることができるジェンダーレスな膣トレグッズとして「kgoal」も紹介。

今回の参加メンバーのほとんどが膣トレの経験がなく、今回のグッズ紹介を通して知ったという方も。初めて膣トレグッズをに触れた方も、新しいテクノロジーと膣トレで期待できる効果に興味津々でした。

さまざまな国から続々と膣トレグッズが発売されているということは、それほど世界でも尿もれなどの悩みが可視化されてきていることがわかりますよね。

参加者の半数以上が経験アリの月経カップ。生理の日も快適に。選択肢を増やす月経関連アイテム

吸水ショーツや月経カップなど、月経にまつわるアイテムからフェムテックに興味を持った方も多いのでは？

今回は、月経カップのほか、注目の月経ディスク、PMSにアプローチするアイテムが紹介されました。

なんと今回の参加メンバーの半数以上が使用経験アリという月経カップ。アイテムによって形もさまざまですが、「メルーナカップ」「スクーンカップ」「フルムーンガール」を実際に触って大きさや柔らかさを比較しました。

みなさんが使い始めたきっかけはさまざまですが、ムレやにおい対策、ごみの軽減など、心地よく過ごすための選択肢として、月経カップを使っているそう。

ただ、月経カップの固さについては悩んだという声も。

「持っている月経カップが固くて、慣れるまで痛かった」という方もいれば、「スポーツをやっていてるとやわらかい月経カップでは経血が漏れてきてしまうため、あえて固めのものを選んでいる」という意見も。

ライフスタイルや経血の量、産後でサイズを変更するなど、みんなでおすすめアイテムや使い方をシェアすることで、自分にとって使いやすいアイテムを選択するためのヒントが満載でした。

月経カップよりも容量が多い「月経ディスク」

月経カップや膣トレグッズを展開する「INTIMINA」から、日本に上陸したての月経ディスク「INTIMINA Ziggy Cup2」も紹介。

月経ディスクとは、月経カップよりも奥側の子宮頸部にフタをするように着用して、経血を溜めることができる生理用品。

「フィットする場所を見つけるのがむずかしそうだけど、月経カップを使ったことがあれば挿入の違和感なさそう」という意見も。

月経カップよりも容量が大きく、潰すと折り畳んだ月経カップよりも細くなるため、挿入のハードルが下がりそうです。

PMSによる不調に期待されるCBD

PMSにアプローチするアイテムとして、「Bella PMSロールオンローション」をみなさんでタッチアップしました。

CBDとは、大麻成分から抽出されるカンナビジオールのこと。リラックス効果を生み、鎮静化作用やストレスの緩和につながるとされています。

参加メンバーのなかにも、CBDが配合されたボディークリームやオイル、グミなどを日常で取り入れている方もいました。生理中の腰痛や肩こりのセルフケアに使っているそう。

パートナーとのコミュニケーションも重要となる性交痛対策アイテム

SEX時の痛みの要因はさまざまですが、座談会では男性器の大きさや長さによって痛みが生じる性交痛を改善するアイテムや挿入に慣れていくためのアイテムとして「OHNUT」「Inspire シリコンダイレーター」を紹介。

男性器に装着する「OHNUT」は、男性器の大きさや大きさが原因の性交痛に。「プニプニとしていて、性交中も違和感がなさそう」と期待の声も。

ランドリーボックスでも男性ユーザーがパートナーのために購入するパターンも多く、グッズを通してセックスのコミュニケーションする可能性についてもみんなで考えました。

「Inspire シリコンダイレーター」は、挿入自体が痛いという方のトレーニングなどに使われるアイテム。

プラスチックのダイレーターもありますが、このダイレーターは程よい硬さのシリコンで小さなサイズから、男性器に近いサイズまでセットになっているので、自分の状況に応じて使い分けることができます。

テイストや香りが多様なルブリカント

膣内の乾燥も、性交痛の原因に。摩擦をやわらげるルブリカントの香りやテイスト、テクスチャーを試してみました。

みなさんで触ってみたのは「CARESSA HOT MASSAGE GEL OIL」「ハナミスイ レインボー23」「LUVLOOB」「iroha MOIST GEL」「exsens」「YES」。

セックスだけでなく、パートナーと過ごす時間をロマンチックに演出するマッサージオイル「CARESSA HOT MASSAGE GEL OIL」は、「ボディーローションとしても使えそう」と肌なじみのよさに納得の声も。

アプリケーターを挿入して、膣の奥までルブリカントを届けられる使い切りタイプの「ハナミスイ レインボー23」は、ほんのりとやさしい香りが高評価でした。

さまざま試したルブリカントのなかでも、参加メンバー全員が「実際に使ってみたい！」と選ばれたのは「exsens」でした。

カクテルをイメージした味の種類があり、息を吹きかけると温かくなる楽しい仕掛け付き。「味見してみたらおいしかった」「ちゃんと温かさを感じた」との感想がありました。

また、お試しで使いやすい個包装のパッケージにも注目。「今日はこれを試してみよう！」と、パートナーとのコミュニケーションに一役買ってくれそう。「まずは個包装で試して、気に入ったらボトルで購入したい」との声もありました。

誰かではなく自分自身を満たすためのケア

グッズの紹介やタッチアップを終え、気になっているグッズやセクシャルウェルネスの意見交換をする場面へ。デリケートゾーンのケアやVIOの処理などをテーマに、日常で感じた違和感や経験談が飛び交いました。

それぞれが試していることや、おすすめのグッズをお話ししているなかで聞こえてきた「誰かのためにではなく、自分のためにケアしたい」という一言に共感の嵐が。

誰かを主語にするのではなく、まずは自分自身が心地いい状態を目指して向き合うことがウェルビーングにつながっていくと再認識しました。

最後は各ブランドのみなさんが提供してくれたプレゼントアイテムを見ながら語り合いました。irohaさん、ハナミスイさん、ミライカラーズさん、ラブピースクラブさんありがとうございます！

自分と向き合う、新たな発見がウェルビーイングに

今回の座談会では、新しい発見によるポジティブなムードが漂っていました。

膣トレを知ったり、使い勝手のいいルブリカントの形を見つけられたり、パートナーとセックスのコミュニケーションをする大切さと改めて向き合えたり。対話を通しての気づきがそれぞれあったと思います。

実際にグッズに触れ、さまざまな視点から感想をシェアすることで、自分にとって心地のいいものが見つけられたのではないでしょうか。また、改めて自身が使っているグッズのレビューや日常で感じたモヤモヤを言語化することで、自分が大切にしたい軸を振り返ることができる機会でもありました。

日常生活の違和感や気になることに対して「そういうものだ」と諦めるのではなく、自分にとって心地のいいものを自ら選んでいくこと。

これから起こりうる未来を想像して、将来の選択肢を増やすために今から行動に移していくこと。

そして、自分のカラダと心に向き合って選択していくことが、自分らしいウェルビーングなライフスタイルを追求するひとつのアプローチ方法だと実感できる座談会でした。

（※本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がランドリーボックスに還元されることがあります。これは「Amazonアソシエイト」という公式のアフィリエイトサービスを活用したもので、企業から広告費を受け取る記事広告ではありません）