セックスが痛いときや挿入時のすべりをよくしたいときに使う「潤滑剤」。
「ローション」と同じものでしょ。
と思っていませんか?
実は用途や成分が異なるものなのですが、ランドリーボックスの調査によるとその違いを知っていた人はわずか2割程度。
潤滑剤とローションの違い
ローション・・・膣内以外の全身に塗り、マッサージなどの感触を楽しむもの
潤滑剤・・・膣内やデリケートゾーンのすべりをよくし、性交痛を和らげるために使うもの
膣内に使ってよいものが潤滑剤、膣内以外の全身に使えるものがローションです。
その目的が異なるために成分も異なります。ローションはヌメリが強く洗い流しにくい成分で、腟に入るとなかなか出てこないため、腟の自浄作用の弊害が考えられます。
ローションには、「ポリアクリル酸ナトリウム」という水分を吸収する成分が上位成分として入っています。そのため、デリケートな部分に付着すると乾燥しやすくなってしまったりトラブルになる可能性も。
見分けるポイントは?
潤滑剤でもYESのように「ローション」という記載で販売されているアイテムもあります。
基本的には「潤滑ゼリー(ルブリカント)」と記載してあるものが安心ですが、ポリアクリル酸ナトリウムという成分が上位成分として入っているかどうかをチェックしてみるのがおすすめです。
ポリアクリル酸ナトリウムが入っていないものを選びましょう。
参考記事:潤滑ゼリー(ルブリカント)の選び方「セックスが痛い」を緩和するおすすめアイテム
女性からの潤滑剤使用の提案を「歓迎する」男性は6割以上
潤滑剤の使用については、「女性から提案しづらい」という声があります。
しかしランドリーボックスの調査では、男性の6割以上が潤滑剤の提案を「歓迎する」と回答。「抵抗はない」と回答した人も含めると86.4%が、提案を受け入れるという結果が得られました。
女性が考えている以上に、男性は潤滑剤の使用を受け入れてくれるでしょう。
勇気を出してパートナーに提案してみてはいかがでしょうか。
***
ランドリーボックスでは、定期的なアンケートを実施しています。
現在は、「性事情」をテーマにアンケートを実施中。みなさんのご意見をお聞かせください。
(※本記事で紹介した商品を購入すると、売上の一部がランドリーボックスに還元されることがあります。これは「Amazonアソシエイト」という公式のアフィリエイトサービスを活用したもので、企業から広告費を受け取る記事広告ではありません)