「セックスが痛い」「デリケートゾーンの乾燥が気になる」「下着が擦れると痛いし、黒ずみも」
ほんとデリケートゾーンには色んな悩みがありますよね…。
かくいう私も、ここ1年でデリケートゾーンの痛みに悩まされるようになり、デリケートゾーンの保湿が日課となり、セックス時は潤滑ゼリーの使用がマストに。
子宮筋腫など婦人科系疾患の治療でお薬でエストロゲンを減少させていたこともあり、なんだか膣に違和感を覚えるようになったんですよね。結果的に、膣内が乾燥しているせいで、セックス時に性交痛を伴うように。つらい…。
VIO脱毛をしてから、デリケートゾーンの黒ずみなどデリケートゾーンの状況が見えやすくなったので、気になった時に保湿などはしていましたが、まさか、定常的にケアする事になるとは…。
婦人科にも通っているので痛みがひどい時などはエストロゲン膣剤なども処方してもらったりもしているのですが、日常的なセルフケアが必要だなと感じて、潤滑ゼリーと保湿剤がスタメン入りしました。
とはいえ、デリケートゾーンの乾燥に合わせて何かしら保湿アイテムを買った方がいいとは思っているけど最初に何を買ったらいいかわからない…という方も多いです。本当そうですよね。
今回は、潤滑ゼリーの選び方をご紹介!
潤滑ゼリーの選び方がわからない…!でも「ローション」と混同は絶対しないで!
潤滑ゼリーも種類が多いので、何から使えばいいんだ…となるかと思いますが、とりあえず先に言えるのは「俗にいうローションと潤滑ゼリーは違うぞ」ということと、「最初はウォーターベースから始めるのがいい」ということ。
まず、大前提として膣付近で使う場合に、「ローション」と記載されているアイテムで膣に入っても問題ないものと、入ってはダメなものがあるので、そこをしっかり確認しましょう。
セックス時のアイテムとして販売されている多くのヌルヌルしている「ローション」はボディマッサージ用のローションであるため、局部に使うものではありません。
基本的には「潤滑ゼリー(ルブリカント)」と記載してあるものが安心ですが、YESのようにローションという名前で販売されているものもあるので、見分けるポイントとしてはポリアクリル酸ナトリウムという成分が上位成分として入っているかどうかをチェックしてみるのがおすすめです。
粘度を高めるために使用されている成分ですが、水分を奪う性質があるため、デリケートな部分に付着すると乾燥しやすくなってしまったりトラブルになる可能性も。
その上で、潤滑ゼリー(ルブリカント)を選ぶ際に気になるのが、テクスチャーや保湿効果ですよね。
潤滑ゼリーには「ウォーターベース」「オイルベース」「シリコンベース」があります。
それぞれのメリットデメリットについて説明していきます。
肌馴染みがよく、さっぱりして洗い流し不要なウォーターベース
ウォーターベースのメリットはなんといっても、その手軽さです。ウォーターベースなので、肌馴染みがよく、スーッと伸びるものが多いです。化粧品などもベタつくのが苦手という方にもおすすめです。
一方で、肌馴染みがいい分、乾きやすく感じるというデメリットもあります。つけたものの、セックス中に、潤いが足りなくなるという方は、途中で再度つけるなどの工夫が必要かも。
そして、ウォーターベースのもう一つのメリットとしては、アイテムとの併用がしやすいということ。成分が他の商品に影響を与えることがないため、セックストイや月経カップの挿入をしやすくしてくれます。
潤滑ゼリーを使ってみたいけど、何を使えばいいかわからないという方は、使いやすいウォーターベースからトライしてみるのがおすすめ。
保湿力が高く、持続性が高いオイルベース
オイルベースのメリットはその保湿力です。乾燥度合いが強い方や、ウォーターベースはすぐに乾いてしまって効果を感じないという方にはオイルベースがおすすめです。
オイルベースは、テクスチャーが重めのものもあるので、しっかり体温で溶かしながら馴染ませて塗ってあげてください。
ただ、保湿力、コーティングする成分があるため、セックスの後はしっかりと局部を洗うようにしてください。
また、ラテックス製のコンドームは、オイル成分による破損の原因となるので使用を控えるようにしてくださいね。ウレタン製など他のコンドームを使用しましょう。
あとは、オイルベースなので衣類などに油分によるシミがついてしまう可能性があることは忘れずに!着衣でのセックスや、シーツ類が気になるという方は注意です。
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潤いの持続力が一番高いシリコンベース。性交痛がひどい方におすすめ
シリコンベースは、コーティング力がもっとも高いため、ぬるっとした潤いが比較的持続しやすいです。他の潤滑ゼリーだとすぐに乾いてしまい摩擦が解消されず、セックス時の痛みが緩和しないという方におすすめ。
ただし、セックス後はきちんと洗浄する必要があるので、セックス後はめんどくさくてそのまま眠りたいという方にはおすすめできません。
また、シリコン素材でできたセックストイとの併用もNG。シリコンが反応してしまい溶けてしまう可能性があるので要注意です。
それぞれのメリットデメリットを理解した上で、自分にあった潤滑ゼリーを見つけてくださいね。
その他、気になる成分は?
潤滑ゼリーで気になるポイントとしては、パラペンフリーなど防腐剤が含まれているかどうかも挙げられます。人によっては、パラペンによる皮膚刺激を感じるという方もいるので、その場合はパラペンフリーの潤滑ゼリーを選ぶようにしましょう。
最近では、パラペンやグリセリンをはじめ肌に刺激があるかもしれない成分を含まないものも増えてきていますので、成分をチェックしてみるのもおすすめ。
セックスが痛い、デリケートゾーンが痛い。普段見えない場所だから、仕方ないかと諦めてしまったり、パートナーに言い出せず我慢してしまいがちです。
でも、自分にとって、二人にとって心地いい関係を築くためにも、痛みは我慢せず、自分を守りながら、しっかり愛でてあげましょう。
自分にあった潤滑ゼリーを見つけられますように!!!!!!