何事も続けられず3日坊主がほとんどの私が、何年も飲み続けられているものがある。
それは「サマハン」。
サマハン……?聞き慣れない名前だけれども、恐れることなかれ。これはスリランカの伝統的なスパイスティーである。
毎年「そろそろ寒くなってきたな」と思った頃に我が家のキッチンに登場する、黄色いちょっとレトロなパッケージ、それがサマハンである。
サマハンに出合ったのは、5年以上前。百貨店のオーガニックフードコーナーで、洗練されたパッケージのオーガニック食品であふれる棚の片隅で、ビビッドな黄色いパッケージからあふれる異彩に思わず手に取ったのが初めだった。
レトロなパッケージとは裏腹に、サマハンはインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」に則って作られた正統派スパイスティー。14種類のハーブやスパイスが使われており、ノンカフェイン。本場スリランカでは風邪薬のように使われているという、カラダにうれしいお茶なのだ。
そんなサマハンをなぜ私が飲み続けられているのか?というと、それは圧倒的な「ポカポカ力(りょく)」!
ちょっと寒いと感じる時や、生理の時などカラダを冷やしたくない時に一杯飲むだけ。
飲み終わる頃には、カラダがじんわりと温かくなっていくのを感じられる、まさに冷えの救世主。ちなみに、今にも風邪を引きそうなゾクゾク感を感じた時には、粉ごと喉へゴックンすることもしばしば。
今回は、そんなサマハン歴5年の私が、初心者でもサマハン愛飲者でも楽しめる1DAYサマハンアレンジを紹介したい。
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販売中の商品サマハン アーユルヴェーダ・スパイスティー¥1,619 – ¥3,643
<朝>ストレートにピュアサマハン
冷え込む朝は、熱々のお湯で飲むのがおすすめ。
朝食後の一杯にサマハンを飲めば、冬の寒い朝でもポカポカスタートで1日を始められる。
箱に記載してあるとおりのレシピで。お湯 150CCとサマハン1袋を溶かして飲むだけ。
ほんのりピリッと感じるジンジャーとクローブやコリアンダーなどスパイスの深く爽やかな香り、きび糖のやさしい甘さが感じられるピュアサマハンは、朝のポカポカウォーミングアップの一杯としてぴったり。
<昼>ティーブレイクにサマハンミルクラテ
昼下がりの一息には、ミルクで割ったまろやかなラテスタイルで。
お茶菓子と一緒に、香り豊かなラテで癒しの時間を。
おすすめはオーツミルクで作るラテ。もちろん普通のミルクでも大丈夫ですが、オーツミルクを使うと、ヘルシーでまろやかな味に。最後に、シナモンパウダーを振りかければ香りも一層豊かに。スパイスのピリッと感が苦手な方にぜひおすすめしたい一杯。温めたオーツミルク150CCにサマハンを1袋。シナモンはお好みで。
<夜>まったりリラックスタイムに甘酒サマハン
麹を発酵させた発酵食品、甘酒もポカポカドリンクのひとつ。甘酒にミルクも一緒に加えて、サマハンを入れれば、甘すぎず互いの風味を楽しめる。
甘酒とお好みのミルクを1:1で150CCに、サマハンを1袋溶かして。寝る前のまったりタイムに飲めば、カラダもポカポカゆっくり熟睡できそう。
そのほかにもアレンジいろいろ
サマハンに含まれる豊かなハーブとスパイスの香りは、アレンジがしやすい。
紅茶に混ぜてみたり、バニラアイスにぱらっとかけるのも意外な楽しみかたとしておすすめ。夏は炭酸で割ってみたり、冷えがひどい時には白湯に2袋混ぜて濃いめのサマハンにしてみたり、自分なりのサマハンアレンジをぜひ楽しんで。
年間を通して「冷え」と戦う私たち。アーユルヴェーダメソッドが詰まったサマハンを味方に、ポカポカ体質を手に入れよう。