夏日と言われるほど厳しい暑さを感じる日が増えてきました。ただでさえ暑い日に、キッチンに立つのが億劫なことに加えて、食欲もいまいち……なんて人もちらほらいるのではないでしょうか?
本格的な夏を前に、これからのシーズンは”食欲も湧く”&”楽ちん”を意識した楽うまな「ゆるっと生理メシ」をお届けしたいと思っています。
ということで、これからのシーズンにぴったり、ビタミンカラーがワクワクさせてくれる簡単なゆるっとレシピを早速ご紹介します!
トースターで作る!”白身魚と夏野菜のアクアパッツァ”
生理中はもちろん、普段から心がけたいのは「食事のバランス」。ついつい手軽なコンビニごはんや、加工食品が多くなっていたりしませんか?
そんなときは、野菜と一緒に肉や魚などのタンパク質もしっかりバランスよく食べられる一品がオススメです。サラダに、メインに、あれこれ料理を作るのは面倒、一緒に楽しめれば一石二鳥!
今回は手軽に購入できる、白味魚の切り身を使って、野菜も一緒にバランス良く楽しめる「アクアパッツァ」にトライしてみましょう。アクアパッツァというと一匹丸ごと魚を使ったり、貝を入れたりと大掛かりなイメージですが、今回のレシピは手軽な切り身&貝類もなくてOK!
魚を捌くなどの面倒な工程がなく、気軽に作ることができます。魚は今回、タンパク質が豊富なタラを使いましたが、お好みで鯛やスズキなどでも美味しいです。一緒に合わせる夏野菜はトマトとズッキーニ。よく”夏野菜はカラダを冷やす”なんてことも言われますが、温めて調理すれば気になりません。
<材料(1人前)>
・白味魚(タラ) 1切
・ズッキーニ 4切(1cm程の厚さで半月切り)
・プチトマト 5〜8玉(半分に切っておく)
・しめじ 20g(石突きをとっておく)
・オリーブオイル 大さじ2と1/2
・白ワイン 大さじ2
・タイム 適量
・塩、コショウ 適量
切って並べて焼くだけ!
魚の切り身は、臭みを消すために事前に塩をまぶして30分ほど水分を切っておきます。30分後、切り身から水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取りましょう。
耐熱皿にオリーブオイルを1/2量なじませます。魚の切り身を中心に置き、野菜を周りに敷き詰めのせていきます。今回はグラタン皿を使用しましたが、ない場合はアルミホイルで代用できます。アルミホイルを使う場合は、油が漏れないように気をつけて。
トマトは、半分に切って入れるのがオススメ。できあがりにトマトの甘酸っぱさが染み出して、より一層美味しく感じられます。魚の臭みを消してくれて、香りに深みを与えてくれるハーブも欠かせません。今回は魚との相性もぴったりのタイムを使いました。ハーブは魚の切り身のうえにしっかりとのせましょう。
最後に残りのオリーブオイルと白ワインを回し入れ、塩・コショウをふりかければ準備はバッチリ!あとはそのままトースターに入れるだけです。190度で15〜18分ほど、魚の切り身にしっかりと火が通っていればOK。焼いている間からふわりとハーブとオイルの香りが漂ってくるのが幸せ♡
<作り方>
1) 耐熱皿にオリーブオイルを1/2量なじませる
2) 真ん中に魚の切り身をおいて、周りに野菜を敷き詰めていく
3) 魚と野菜、ハーブを詰め終わったら残りのオリーブオイル・白ワインを回し入れ、塩・コショウをふりかける
4)190℃のオーブントースターで15〜18分、グツグツとして少し焼き色が着くくらいまで焼いて完成
あつあつのまま、パンを浸して食べよう!
トースターから取り出す際には、あつあつのお皿に気をつけて。お皿やお盆にのせて食卓まで運んで、さあ、いただきます!
そのまま食べても美味しく楽しめますが、お魚と野菜の旨味が染み出したスープにパンを浸して楽しむのもオススメです。にんにくを使っていないので、夜ご飯だけでなく、休日などちょっとゆっくり食べたいときの朝食にもぴったり。
これからのシーズン、厳しい暑さと生理の憂鬱を和らげてくれるバランスの良いレシピ、お試しあれ!