ランドリーボックスでは、国際ガールズ・デーに際して、特集「わたしのカラダは、わたしのものだって言うけれど」を開始します。

ランドリーボックスでは、2024年8月より、外陰部について楽しく学び語りあうための性教育パペット「Ba-Vulva(ばあばるば)」の受注生産を開始しています。

これまで、ランドリーボックスでは、SRHR(性と生殖の健康と権利)にまつわる情報発信をしてきましたが、知るだけでなく、対話をする必要性を感じたことから、性教育パペットの制作を開始しました。

Ba-Vulvaは、ばあばたちと一緒につくるVulva(外陰部)パペットです。実際におばあちゃんたちが制作しています。

制作の過程で、世代を超えて、性教育の話やカラダの話をすることもあります。

それらの会話は「教育」というような難しい内容ではなく、たわいもない会話です。その、たわいもない会話をすることで、改めてお互いのカラダや気持ちを理解したり、絆を感じることがありました。

昨今の性教育においては「プライベートゾーンは大切にしましょう」と言われていますが、なぜプライベートゾーンが大切なのかは書かれていないことも多いように感じます。

そして、水着に隠されている部分と口だけでなく、個々人によって「プライベート」のバウンダリー(境界線)も変わります。

これらは、触られる、見られるといった物理的なものだけでなく、このテーマについては話したくないなというようなバウンダリーも同様です。

「自分にとって、プライベートな場所はどこなのか?それはどのような場所なのか」大人でさえも向き合うことや学ぶことがありません。

今回の特集では、プライベートゾーンの一つである「Vulva(外陰部)」をテーマに、様々な切り口で、自分のカラダやSRHRについて対話するきっかけを提供できればと思っています。

片肘張らずに周りの人たちともクスッと笑えるような、「初めて自分の外陰部をみた時の率直な気持ち」についての体験談を配信するほか、世界で今も行われているFGM(女性器切除)根絶の取り組みを行う団体へのインタビュー記事も配信予定です。

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遠い他国で起きている課題は決して他人ごとではありません。

今回の特集で、Vulvaについての理解や対話のきっかけになれたら幸いです。

なお、ランドリーボックスでは、Ba-Vulvaの販売金額の一部をFGM根絶の活動をされているNGO団体プラン・インターナショナルへ寄付します。

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