Laundry Box

私は現在51歳。生理は12歳からはじまりました。そしてこれまでずっと使い捨ての紙ナプキンを使ってきました。旅行先で海やプールに行くというときはまれにタンポンも使いましたが、基本的には紙ナプキンです。

そんな私が、いつ生理がなくなってもおかしくない閉経前のタイミングで、大きな革命を体験しました。それが「月経カップ」です。

みなさん、この「月経カップ」はご存知でしょうか。柔らかいシリコン製のカップ型をしており、膣内に挿入することで経血を膣内で受け止める生理用品のひとつです。経血の流出がないためナプキンが不要になるうえ、適宜取り出して、中の経血だけ捨てて再利用できるという特徴があります。

関連記事:「慣れてしまえば超快適!月経カップの使い方」

閉経直前対策に購入

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月経カップの存在を知ったのは、2年ほど前だったと思います。とある媒体に、生理用品が不十分もしくは容易に手に入らない国の女性に配ったところ、活動的に過ごせるようになり、大いに役立っているという記事を目にしたのがきっかけだったと記憶します。

世の中にはそんなものがあったのかと驚き、せっかくなので体験したいと思ったのでした。そこでネット通販で「スクーンカップ」を1つ購入しました。

購入を決めた理由はもう1つあります。閉経直前対策です。閉経時にはスッと生理がなくなる人、どんどん不規則になってゆき、最後になくなる人、ずっとダラダラと続いてしまう人がいると聞きました。

ある友だちは周期がバラバラになってゆき、やがてなくなったそうです。特に大きなトラブルもなかった模様。しかし別の友だちは生理がダラダラと続いて、ナプキンでかぶれて大変だと嘆いていたのを覚えています。

月経カップだったら経血を含んだナプキンに長時間肌が触れることはないはず。自分がどうなるかはわからないけれど、そのときのためにも月経カップがあったほうが安心ではないか、と考えたのです。

扱いに慣れるまではちょっと大変

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生理歴39年目にして、初めてナプキン以外の生理用品にトライです。最初はかなり戸惑いましたが、4回目くらいから扱いに慣れました。

「慣れてしまえば超快適!月経カップの使い方」にもありますが、ビギナーにとっては、折りたたんで挿入するところが最大の難関かもしれません。どの程度まで入れればいいのかも判断に難しいところでしょう。

挿入時は、カップ半分くらいまで(だいたいつまんでいる指があたるあたりまで)挿入できたところで指を離してもOK。折りたたんだカップは指を離せば広がりますが、広がった状態でそのまま押し込んでしまって問題ありません。私の場合は、突起部分(ステム部分)が全部膣内に収まるようにして、膣の表面からさらに1~1.5㎝のところに突起の先端があると違和感がないと感じました。

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個人差がありますので挿入後に違和感を感じるなら、挿入しきれてないかもしれません。これは練習あるのみですが、3〜4回も使えばコツがつかめると思います。ある程度経血量があるタイミングのほうが挿入しやすいですし、月経カップそのものの効果もわかりやすいのでおすすめです。

使うほどに感じた月経カップのメリット

月経カップを使い始めた当初は、使い捨ての紙ナプキンのほうがラクではないかと思ったこともありましたが、扱いに慣れてくると月経カップのよさが見えるようになりました。

1.生理用品の使用量を減らせる

まず1つあれば繰り返し使えるので、使い捨て生理用品の利用を減らせます。月経カップそのものの価格は決して安いとはいえませんが、生理用品の消費を減らせる分、長く使えば使うほど元がとれます。

使い捨て生理用品が不要になるということは、旅行時の生理用品の携帯もラクになることを意味します。旅先で急に生理になって困った経験がある人もいる思います。今では国内ならどこにいってもコンビニがあるので、24時間生理用品の入手に困ることはないと思いますが、海外旅行時にはとても重宝するはずです。

2.長時間座りっぱなしでも安心

経血量にもよりますが、1度挿入すれば半日は持つので、気になって頻繁にトイレに行くということもありません。多い日に万が一に備えたい方は軽い日用のナプキンかおりもの専用シートを使っておくと安心です。これは座りっぱなしの時間が長い、長時間フライトのときなどに便利です。

3.ムレやかぶれがない

経血を含んだナプキンを長時間つけていなくていいので、ムレやかぶれを気にしなくていいうえに、経血が外に出てこないので生理特有の臭いに悩まなくて済みます。本当に生理であることを忘れるくらいです。

4.交換用ナプキンを忘れない

外出時には、ナプキンのように携帯を忘れて困るということがありません。また再利用するのに洗濯して乾かすといった手間もありません。取り出して経血を捨てたら、また戻すだけです。その際、アルコールを含んだティッシュペーパーを携帯していたら、個室の外にでなくてもカップを綺麗にしてから戻せます。月経カップを扱う際に、自分の手や指は衛生的に保っていたほうがいいので、アルコールを含んだティッシュペーパーの携帯はおすすめです。

5.レジャーに最高

温泉やプール、海なども楽しめます。私の場合、サムイ島のリゾートホテルに滞在中に生理になりましたが、月経カップを携帯していたおかげで、気にせず海やプールを楽しめました。タンポンと違ってヒモが外にでていないので、大浴場で見た目を気にする必要もありません。

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6.自分の経血量の可視化

そして、なにより自分の経血の量や状態が可視化されるというのが大きなポイントです。これまでナプキンに吸収された状態で量を判断していましたが、月経カップを使うと、経血量がダイレクトにわかります。これは自分の体調を判断するうえでも重要な情報になるのではないでしょうか。

毎年1月にラスベガスで開催されるコンシューマーエレクトロニクスショー CES 2019では、この月経カップとテクノロジーが融合した製品が展示されていました。それは「ルーンカップ」というセンサー入りの月経カップで、経血量を判断して交換タイミングをスマートフォンのアプリを通じて知らせてくれるというものでした。

CES 2019にて展示してあった「ルーンカップ」 (Laundry Box)

これなら経血量の多い方でも、うっかり一杯にしてしまう心配もなくなるし、経血量の記録も自動的にできます。日本では発売されていませんが、もし購入できるようになったら、絶対使ってみたいアイテムになるでしょう。

7.災害時の生理に強い味方になってくれる可能性

先日、台風19号が大きな被害をもたらしたのは記憶に新しいところです。避難所を含め、災害時に困るのはトイレの問題。特に生理中は交換用ナプキンが必要なうえ、使用済みナプキンも出てしまい、トイレットペーパーの消費量も増えます。これらの問題が月経カップ1つで解消できるのではと思いました。

避難するようなことが起こらないのが一番ですが、万が一のときでも生理用品の不足に悩むことがありません。非常時持ち出し用として月経カップを常備しておくのはアリではないでしょうか(もちろん使い慣れておく必要もありますが)。

新しい選択肢の1つとして

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月経カップは特に最近登場したものではないのですが、ドラッグストアで見かけないせいか、最近までその存在を知ることはありませんでした。しかし、使ってみると実にメリットが多いというのがわかりました。

すでに閉経した友だちは、その存在を知ったとき「どうしてもっと早く教えてくれなかったの〜! 知ってたら生理用品買わなくてすんだよ〜」と言っていましたが、本当にその通り!

新しい生理用品の選択肢のひとつとして、生理と向き合っている多くの方に知っていただけたらと思います。

*この記事で紹介した「スクーンカップ」をチェック

*ランドリーボックスで取り扱っている月経カップの商品ページはこちら

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