はじめてセックスを経験してから、「気持ちいいのは男だけ」と思っていたMさん。パートナーと出会い、出産を経て体が変わったのかと思うほど「気持ちいい」と感じるようになったと言います。

変化があったのは産後の体だけでなく、パートナーとの関係も。ずっと円満な状態だったのではなく、一時は離婚寸前になるほど冷めきった時期もあったのだとか。

ランドリーボックスがおこなった調査では、回答者の約半数が「同じパートナーで相性がよくなっていった」と回答。ともに時間を過ごしていくうちに、お互いの体や気持ちに深く寄り添うことができるのではないでしょうか。

セックスレス状態から抜け出せただけでなく、相性をさらに高め合っているMさんに話を聞きました。

パートナーと出会うまで「セックスで気持ちがいいのは男だけ」だと思っていた

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ーパートナーと出会うまではセックスに対してどのように感じていましたか?

初めてセックスを経験したのは、高校1年生のときでした。それから25歳で結婚するまで、「気持ちいい」というのがどういうものなのかわからなかったんです。

なんとなく感覚としてはわかるのですが、イくこともなくて。痛かったことのもあって、求められたら応じるくらいで私から「セックスがしたい」と思う気持ちはありませんでした。「セックスで気持ちいいのは男だけだ」と思っていました。

ー 相手に、Mさんの気持ちを話したことはありましたか?

ありません。言いづらかったですし、当時の相手も「自分さえ気持ち良ければいい」という考えで、私のことはそれほど考えていなかったんだろうな、と思います。

ー そこから「感度が良くなった」と実感するのは、かなり大きな変化ですよね。パートナーと出会って「セックスが気持ちいい」と思えた理由を教えてください。

旦那とのセックスも、最初の頃はそこまで「気持ちいい」とは思わなかったのですが、出産をしてから「体が変わったんじゃないか」というほど変わりました。旦那が私自身のことや体のことを気にかけてくれるようになったことが、大きく変わったきっかけだったんだと思います。

ー セックスレスになった時期があったそうですが、それはいつ頃ですか?

今子どもが4人いるのですが、セックスレスになったのは2人目を出産したあと。旦那から「セックスしたい」と言われても、2人目が年子で生まれてから、私は1分、1秒でも長く寝ていたかったんです。私が「したくない」と思っているのが相手もわかっているから、だんだんギクシャクしはじめて、気がついたらレス状態になっていました。

セックスも日常の延長線。レス改善のきっかけは本音のコミュニケーション

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ー お互いすれ違っていたんですね……。セックスレス改善のきっかけを教えてください。

夜の生活がギクシャクすると、不思議と昼間の生活もギクシャクするようになったんですよね。お互いストレスが溜まっていくから。旦那の誘いを断るのも面倒で、そのうち話すこともなくなっていったんです。

離婚寸前になるまで冷めきっていたときに1度大きな喧嘩をして、そのときに旦那が「喧嘩をするのではなく、お互いちゃんと自分の気持ちを伝えよう」と話し合いを持ちかけてきたことがきっかけです。

ー どのようなことを話し合ったのでしょうか?

私は、「今は子どもたちのことで頭がいっぱいだから、あなたのことまで気にかけてあげられない」と話しました。旦那も「気が付かなくてごめんね」と言ってくれて、そこから少しずつ毎月1回、2週間に1回、とセックスをするようになりました。

ー パートナーから話し合いの提案をされたとき、Mさんはどのような気持ちになりましたか?

正直、「どうしてこんなことを話さなきゃいけないの?」と思いました。ただ、旦那も単にセックスをしたいわけでなく、「夫婦として仲良くやっていきたいから」という気持ちを伝えてくれました。それなら、私も「自分だけイくなら1人でやってよ」という気持ちになるので、自分本位な行為はやめてほしいと伝え、お互い歩み寄りました。

ー 「正直に話したら、関係が険悪になるのでは?」と心配はありませんでしたか?

話し合って別れることになったら、それはそれで仕方ないと思いました。自分の正直な気持ちをこのまま伝えなかったとしても、「別れるんだろうな」と思っていたので。

ー 話し合いのときに気をつけたことはありますか?

変に隠したり、遠回しに言おうとせずにストレートに伝えました。ストレートには言うけど、言葉遣いはやんわりという感じで。喧嘩腰にならないように言い方に気をつけて話しました。

ー パートナーからは、どのような話がありましたか?

上の2人の子どもを産んだとき、旦那の協力もなくワンオペだったんです。子どものことも家のことも仕事もすべて私1人でこなしている状態で、とにかく時間も体力もありませんでした。

そのことを伝えると、「これからは家のことをしたり、休みの日は1人の時間がとれるように子どもたちを公園に連れて行ったりするね」と言ってくれました。性のことだけでなく、生活の面でも支えてくれようとしたのが私にとって大きかったですね。

同じ相手でも相性は高められる。時間と心の余裕が生んだ夫婦円満な家庭

photo by Jessica Rockowitz on Unsplash

ー 体の相性やセックスレスについて、誰かに相談したり、調べたりされましたか?

当時は、私たちの関係が良くないことはわかっていましたが、気持ちが追いつかず、「どうしたらいいんだろう」とネットを見ていました。

子どもが2人いて1人の時間がなかったので、友人に相談することもできませんでしたね。ネットでさまざまな情報を見ましたが、結局は自分たちのことなので「話し合うこと以外、解決する方法はないんだろうな」と思っていました。

ー 同じ相手でも、体の相性は高めていけると思われますか。

高めていけると思います。相手も自分も気持ちや体のことをわかっていないと、ずっと「なんだこれ?」という状態が続いてしまう。「ここどう?」「こうするとどう?」と、セックスの最中もお互い気にかけています。コミュニケーションをとりながら、探り探り見つけていけば相性も良くなると思います。

ー セックスについて話し合うようになってから、相性がより良くなったと。

お互い時間がなかなか合わないので、時間が合うときに会話や体のつながりを持っていることが、夫婦円満の秘訣なのだと思います。前はもう「2回目なんてありえない」と思っていましたが、今となっては「できるんだったら2回目もしたいな」と思うほど。セックスがないと寂しいですし、それまでは絶対自分から誘わなかったのが、誘うようにもなりました。

ー 心も体も、セックスに対してのハードルが下がっていったんですね。

そうですね。下の子ども2人は双子なのですが、3歳になってだいぶ落ち着いてきました。生活もだんだんと自分のペースを掴んで余裕が出てきましたし、体調も良くなりました。自分の時間をつくること、寝ることって、やっぱり大事ですね。

ー お子さん4人を育てながら、夫婦の時間をつくるのは大変ではありませんか?

実家が遠くて子どもを預けることができないので、年に1回の結婚記念日は、小学校と保育園に行っている間に2人でランチへ行くのがお決まりになっています。意識して2人の時間をつくるようにしていますね。

ランドリーボックスでは、定期的なアンケートを実施しています。

現在は、「カラダの相性」をテーマにアンケートを実施中。みなさんのご意見をお聞かせください。

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