昨年からコロナの影響で格段に増えた「おうち時間」。どうにか快適に過ごそうと試行錯誤を続けている人も多いのではないでしょうか。筆者もご多分に漏れず、そのうちのひとりです。

自粛生活が始まった昨年4月、私はふとこう考えました。ずっと家にいるんだし、蒸れるしかゆいし、パンツ履きたくないなあ。まあ実を言うと、それ以前も家にいるときはパンツを履かずに部屋着を着ていたんですけどね…。

ノーパン勢におすすめしたい「”おかえり”ショーツ」という新アイテムを愛用歴8カ月の私が詳しくレビューします。

部屋着型インナーレスのショーツという斬新アイテム

Photo by Yui Inaba / LaundryBox

蒸し暑い夏や、就寝時にショーツの締め付けや、それによるムレやかゆみに不快感を覚えたことはないでしょうか。私はあります。なんなら毎日です。ただ、ひとり暮らしでない限り、ノーパンになるには少しハードルが高いですよね。私はなにも悪くないはずなのに、なぜか罪悪感も覚えてしまっていました。

それならばと部屋着のズボンを直に穿いて事実上のノーパンとなっても、デリケートゾーン部分に縫い目があたって不快だし。そんなときに見つけたのが、このショーツ機能付きリラックスウェア「“おかえり”ショーツ」です。

”おかえり”ショーツは、ウエストや足の付け根、デリケートゾーンに余裕のあるデザインのため締め付け感がなく、横部分のスリットや調整可能な腰のリボンでフリーサイズを実現しているというからもう最高。

要はこれ一枚でいいんです。パンツでありズボン。なんという革命!

罪悪感と不快感なく、ノーパンを実現!

Nagiの吸水ショーツと比べるとこのサイズ感。
Photo by Yui Inaba / LaundryBox

私だけかもしれないですが、ノーパンのときって、家の中に自分以外の人がいると少しソワソワしてしまいます。そんなときでも”おかえり”ショーツは強い味方。ショーツ自体の丈が長いので中が見えてしまう可能性が低く、とても安心感があります。

ウエストのキツさも自分好みに紐で調整できるので、そのときどきの体勢や体調に合わせた締めつけ感に調整でき、苦しさからも解放されます。ちなみに、私は「脱げなければいいや」くらいの気持ちなので、紐は一番ゆるい状態のままにしています。

そして何よりも、”おかえり”ショーツはノーパンで履くことを想定しているのでデリケートゾーン部分に縫い目がなく、あて布が設置されています。ものすごく大きな男性用トランクスを着用しているような履き心地で、開放感がとにかくすごい。

そして、デリケートゾーン部分には専用のライナーをつけることもできるので、オリモノも気にせず着用できます。もし、ライナーでカバーし切れていない部分にオリモノがついたとしても、”おかえり”ショーツの青色に馴染んで目立たないのも推しポイントです。

ちなみに私のオススメは、ブラキャミとの併用です。事実上のノーブラノーパンがなんの罪悪感も不快感もなく実現できます。普通に部屋着を着ているように見えるのに、上半身も下半身も身にまとっているのはそれぞれ1枚。これが想像以上に快適なんです…。一度お試しあれ。

堂々と外に干せるのも推しポイント

画像=Kanako Yamaguchi

女性用の下着は洗濯時に、どんなに天気がよくても部屋干しにしたり、外に干すとしても内側の隠れたところに干す人が多いのではないでしょうか。”おかえり”ショーツと専用のライナーは、どちらも女性用の下着であることを主張しないデザインなので、洗濯時に堂々と干せるのも良い点です。

私は近くのコインランドリーで乾燥機を活用しているのですが、女性の洗濯物であることがバレてしまうようなものは浴室乾燥機で代用しています。仕分けをする面倒臭さに加え、なぜ女性であるだけでこんなに面倒くさいことをしなければいけないのか、という怒りすら覚えてしまうのですが、”おかえり”ショーツは堂々と乾燥機に入れています(公式では手洗い推奨)。

堂々と下着を洗濯、乾燥できるってこんなにも気持ちが良くて楽なのかと、思わず感動してしまいました。

”おかえり”ショーツを企画・販売する江連千佳さんのインタビューはこちらです。興味があれば、あわせて読んでみてください。

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