株式会社ファミリーマートは、女性の利用が多い東京家政大学店において、無料で生理用品を利用できるクラウドシェルフ「つながるナプキンBOX」を2022年3月4日から店舗トイレ内に試験的に設置すると発表した。

「生理用品各種2%引き」も国際女性デーの3月8日(火)から5月30日(月)まで、沖縄県を除く全国のファミリーマート約16,400店で昨年から継続して実施する。

生理用品用クラウドシェルフへの取り組みは大手コンビニ初

画像=株式会社ファミリーマート プレスリリースより

生理用品のクラウドシェルフを店内に設置するのは、ファミリーマートが大手コンビニエンスストアとしては初の試みだという。

クラウドシェルフとは、アイテムを自由に寄付・利用できる助け合いの仕組みのこと。利用する際には声掛けの必要などなく、店内トイレに設置してあるクラウドシェルフ「つながるナプキンBOX」から無料で利用が可能だ。

クラウドシェルフとは別に、自由に生理用品の寄付ができる専用ボックス「つながるナプキンPOST」も設置される。未使用の生理用品を店内トイレに設置してある専用ボックス「つながるナプキンPOST」に入れることで寄付ができる。寄付された生理用品は店員が検品したうえでクラウドシェルフへ補充されるとのこと。

設置店舗は、利用者のほとんどが女子学生であるファミリーマート東京家政大学店。設置期間は2022年3月4日から約3カ月間。限定店舗で試験実施し、最適な運営方法の検証を重ねながら、今後の展開を検討していくという。

「生理用品は、生活必需品の1つであり、海外では生理用品を無料提供する法案が成立し注目を集めるなど、「生理の貧困」といったテーマを含め国内外で様々な議論が起きております。そうした社会背景のなか、当社が昨年初めて実施した「生理用品各種2%引き」にはお客さまから大きな反響をいただきました。いただいた様々な声に耳を傾けるなか、価格面でのサポートに加えて、さらにサステナブルでファミリーマートならではのやり方をもっとできないかと考え、いつでも立ち寄れる環境であるからこそ、困ったときに頼れる心強い場所になることができればという思いから、今回の「つながるナプキンBOX」を企画しました。「あなたと、コンビに、ファミリーマート」を掲げるファミリーマートでは、当社とお客さまがつながるだけでなく、お客さま同士の温かい助け合いの気持ちもつなげられるお店づくりを目指していきます。

(「つながるナプキンBOX」企画担当者)

「生理用品各種2%引き」も実施

画像=株式会社ファミリーマート プレスリリースより

また、「生理用品各種2%引き」も国際女性デーの本年3月8日(火)より5月30日(月)まで沖縄県を除く全国のファミリーマート約16,400店で再び実施する。

対象は「センターイン」や「ロリエ」ブランド商品などの生理用品各種。セール期間中は、対象商品が店頭表示価格から2%引きで購入が可能だ。詳細はホームページで確認できる。

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