人の見た目が千差万別のように、月経・肌質も人それぞれ。だからこそ、自分のからだに合った優しい生理用品を選びたいですよね。

私は肌が弱く、生まれつきのアトピー性皮膚炎。20代に入ってからは軽度のラテックスアレルギーと向き合って生活をしています。

日常生活においても、繊維の刺激やかぶれによって肌トラブルが発生しやすいデリケートゾーン。

そんな私にとって、月経の期間はとにかく最悪。

経血によるムレやかぶれ、生理用品の刺激によって、さらに肌の不快感やかゆみに悩まされます。

生理用ナプキンで多く使われているポリエチレンやポリエステルなどの素材は、経血を吸収しやすく快適に過ごせる面があります。

しかし化学繊維は、不快感やかゆみなどの肌トラブルがしばしばあり、肌の弱い私には不向き。

肌が弱くアトピー性皮膚炎の私が、月経を快適に過ごすためにベストな生理用品3選をご紹介します。

1. sisiFILLE オーガニックコットン サニタリーパッド

Laundry Box

シシフィーユは、肌に優しい素材を使用している生理用ナプキン。直接肌に触れる部分に、100%オーガニックコットンを使用しているので、かぶれにくく肌への負担が抑えられます。

パット部分は厚みがあって、柔らかくてふかふか。表面はサラサラしています。

そろそろ生理かな?経血が出るかわからないけれど、つけておかないと心配……。そんな時期も含めて、肌に触れていてもかぶれによるかゆみが発生しづらいので、愛用しています。

サニタリーパッドは21cm、23.5cm、29cmと3種類のサイズ展開があるので、経血量に合わせて選べます。横モレが気になるときは、羽つき(23.5cmと29cmサイズ)が安心です。

2. ソフィ はだおもい オーガニックコットン 特に多い昼用

Laundry Box

(ソフィ はだおもい オーガニックコットン 特に多い昼用の購入はこちら

昨年『ソフィ』ブランドから発売されたこの商品も、デリケートゾーンが触れる面に100%オーガニックコットンを使用しています。

凹凸があるので吸収しやすく、ドバっと経血が出たときの不快感が残りません。

ドラックストアなど、多くのお店で手に入れやすい商品。これまでは化学繊維の生理用ナプキンを使用してきて「コットン製を試してみたい!」という人にとっては手軽でおすすめです。

3. 月経カップ メルーナ 

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月経カップは、膣内に挿入して経血を受け止める生理用品。洗って繰り返し使えます。

肌が弱い人にとって、月経カップの1番のメリットは、デリケートゾーンがかぶれにくいこと。ナプキンの繊維の刺激によるかぶれやかゆみが発生せずデリケートゾーンが快適です。

正しく装着すれば、長時間カップ内に経血が留まるので、取り換える手間も少なくストレスが軽減されます。

月経カップ使用時は、挿入のコツをつかんで漏れることなく使えるようになるまで、薄手のサニタリーパッドやパンティライナーを併用することをおすすめします。

デメリットは、出し入れする際に手に経血がついてしまうこと。外出先では清潔なウエットティッシュなどで衛生面を保つ工夫が必要です。

Laundry Box

メルーナの素材は、高品質な医療用TPE(熱可塑性エラストマー)で構成されています。TPEは医療器向けに特別に製造されている材質。質感は滑らかで乾燥しており、粘着性はないとされています。

PVC(ポリ塩化ビニル)、シリコン、アルキルフェノール、ラテックス、タンパク質も含まれていない低アレルギー性とされています。

私はアトピー性皮膚炎・軽度のラテックスアレルギーなので、コンドームのラテックス製だと膣内に挿入したときにかゆみが発生した経験があります。

メルーナは、使用後のかゆみが現在のところは発生していません。

挿入のコツをつかむまでは不安感や違和感を持ちましたが、慣れてくると、デリケート部分が経血のついたナプキンと触れることがなくなるので、経血による肌トラブルが軽減しました。

 *

以上の3つが、肌が弱くアトピー性皮膚炎の私がおすすめする生理用品です。個人差がありますので、肌トラブルになったときは医師に相談しましょう。

肌への刺激を減らすポイント

1. デリケートゾーンに直接触れる部分が自分に適した素材であること

2. 経血がデリケートゾーンに触れる時間を減らすこと

3. 常に清潔を保つこと

初経が始まったばかりの10代の頃、私は生理用ナプキンの素材や種類を考えたり、ナプキン以外の生理用品を選んだりすることはありませんでした。

ドラッグストアで並んでいるポリエチレンやポリエステルなどの化学繊維を使用した安価な生理用ナプキンを選んで使っていたのです。

大人になった今、生理用品にはさまざまな選択肢があり、自分に合うものを選べば、肌への負担を軽減できるとわかりました。

女性のライフスタイル(出産回数など)が変わったことから、明治時代の女性の生涯の生理回数は約50回なのに対し、現代では約450回にも増えたそうです。(参考記事:生理ワークショップ

回数が増えたからこそ、肌トラブルやさまざまな悩みも増えてきたともいえます。自分のために、肌に優しく、快適な生理日を過ごせるといいですね。

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