暖かくなり、食卓にも彩り豊かな食材が並ぶ季節になってきました。

食べものに彩りを加えると、なんだか気持ちも穏やかになり嬉しくなりますよね。いつもの食事に春の雰囲気を添えて、食卓も衣替えしてみましょう。

ランドリーボックスで連載を担当している漢方指導員の田中友也さんが解説する、生長や発育、老化、生殖能力、性欲…といった性機能と密接な関係がある食材にも、春の食材があります。

参考記事:だんだんと減ってきた性欲は、「腎」が重要だった—漢方指導員にきいたおすすめ養生

今回は春ならではの食材である「エビ」を使って、2回にわたって「エビ」レシピをご紹介します。春の食材を使ったレシピで、パートナーと一緒に気持ちを盛り上げましょう。

身がふっくらしていて香ばしい「桜エビ」

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

「エビ」の種類にはいろいろありますが、特に春ならではのエビと言えば「桜エビ」です。

この時期になると、乾燥ではない、釜揚げのフレッシュな桜エビが店頭に並びます。身がふっくらしていて香ばしい香りが特徴の桜エビは、料理のちょっとしたエッセンスとして役立つ食材。

また、漢方の世界では、性欲の減退予防にもぴったりな食材なんだそう。

春らしい彩りを加えてくれるだけでなく、お疲れ気味のパートナーもおいしく食べられる食材です。

春の香りただよう「桜エビと長芋の三つ葉蒸し」の作り方

3月から漁が始まり、春に旬を迎える桜エビ。乾燥タイプの桜エビは、季節に関係なく1年中手に入りますが、生の桜エビや釜揚げ桜エビが手に入るのは今だけ。

桜エビは、タンパク質、カルシウム、ビタミンA,B、葉酸、亜鉛、鉄などを含む栄養豊富な食材です。

また、今回、桜エビと一緒に合わせる長芋も性欲の減退を予防してくれる食材と言われています。桜エビと長芋。積極的に食べたい食材を使ったレシピを紹介していきます。

参考記事:そのほか、長芋を使ったレシピはこちら

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

材料(2人分)>

・米油 大さじ1

・長芋 180〜200g(皮はよく洗い、そのまま1センチ程度の厚さに輪切り)

・釜揚げ桜エビ 大さじ2

・三つ葉 1/2束(2センチくらいの長さに切っておく)

・酒 大さじ4

・塩 ひとつまみ

中火で温めたフライパンに米油を入れたら、輪切りにした長芋を両面焼いていきます。きつね色になってきたら次のステップへいく目安です。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

長芋の両面に焼き色がついたら、桜エビ、酒、塩を入れて蓋をして蒸していきます。このときの蒸す時間は2分ほど。火は中火のままで蒸していきます。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

蒸し終わったら、蓋を開けてカットしておいた三つ葉を上からふわっと被せます。そして弱火で20〜30秒ほど、再度蓋をして蒸していきます。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

三つ葉の食感を残したいので、クタクタになる前に蓋を開けます。そして全体的になじませたら完成です。

フライパンを開けた瞬間、桜エビと三つ葉の香りがふわっと香ります。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box
Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

長芋を温かいうちに食べるとホクホクの食感が楽しめます。冷めてしまっても、桜エビの香りと三つ葉のシャキッと感は食欲をそそってくれます。

<作り方>

下準備

・長芋の皮をしっかり洗い、1センチ程度の厚さに輪切りにしておく。

・三つ葉は2センチ程度の長さにカットしておく。

  1. フライパンを中火で温めて、米油をなじませたらカットした長芋を両面がきつね色になるまで焼いていく
  2. 長芋の表面に焼き色がついたら、桜エビ、塩、酒を加えてフライパンに蓋をして中火で2分蒸し焼きにしていく
  3. 2分経ったら、蓋を開けてカットしておいた三つ葉を乗せて再度蓋をし、弱火で20〜30秒ほど蒸す
  4. 蓋を開けて、全体をさっと混ぜ合わせたら、お皿に盛り付けて完成

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