性教育パペット「ばあばるば」とランドリーボックスでは、調査企画「女性器の呼び名がない」を実施中です。

今回は、熊本で性教育事業を行うNPO法人せいしとらんし熊本の理事長 中村 和可子さんから、幼い頃に、祖母から教わった女性器の思い出をご寄稿いただきました。

みなさんは、子ども時代どんなふうに教わりましたか?

祖母が教えてくれた女性器のこと

今回、女性器のことをなんて教わってきたか?なんて話していたか?という質問をもらって、熊本ではなんて呼ばれていたかなと考えました。

私は熊本、天草なのですが、「まんじゅ」とよばれていたのを覚えています。これから名前をつけるとしたら、「まんまん」とかでしょうか。

どうしても「まん」という響きをいれたいような気もします。きっとそれは、私の祖母から伝えられてきたものだからかもしれません。

私は公務員の父と看護師の母のもとに3姉妹の真ん中として生まれ育ちました。どちらかと言えば厳格な家だったと思います。

同居していた父方の祖母は、明治生まれの小柄で可愛らしい人でした。

私が高校生の時、認知症にもしっかりなりまして、その頃、父はもう他界していたため、母はあれやこれやと大変だったと思います。

夜間徘徊に気付けるように、当時、私が一緒の布団に寝ていました。

そんな祖母がまだしっかりしていた頃の話です。

祖母はいつも私たち姉妹に「まんまんせんば」と、朝昼晩の食事前に仏壇を拝み、ご先祖様に感謝することを教えてくれていました。

一緒にお風呂に入ったときには、「まんじゅんすは、まんまんさんぞ。ゆーっと洗わんば。」(膣口はご先祖様だよ。きちんと洗わなければいけないよ。)と言い、しゃがんでお風呂のお湯をお股にかけながら洗い方を教えてくれました。

もちろん、当時デリケートゾーンソープなんてものはありませんし、繊細な箇所だから優しく洗うという感じでもなく。

「洗わんばーー!」ガシガシガシーーーー!といった具合に、ゴシゴシ洗っていました。

そして「一番最初に洗わんばんとこはここ(陰部)ぞ」と教えてくれました。

私の知る限りでは、8人の子どもを出産した祖母。防空壕でお産した経験もあるそうです。

病弱で華奢でしたが、精神力みなぎる人だったと今も思います。

幼い頃の記憶というものは、忘れてしまいがちですが、大人になってふと思い出すことってよくありますよね。

当時は性教育をしてもらってるなんて思いもしませんでしたが、祖母からはそうやって性教育を受けていた幼き日の私です。ばあちゃん、ありがとう。

亡くなってもう20年以上経ちますが、祖母の遺伝子がしっかり私にも受け継がれているようです。

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中村さん、ありがとうございます。

中村さんが理事長を務める「NPO法人せいしとらんし熊本」の活動についても、後日インタビュー記事を公開予定です。

女性器の愛称について調査をしています。

みなさんは、どんな思い出がありますか?ぜひ、以下アンケートで教えてもらえたら嬉しいです。

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本記事はランドリーボックスが制作している性教育パペット「Ba-Vulva(ばあばるば)」の公式サイトの記事を一部編集の上、転載しています。

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