旅行と生理がなぜかカブる。
これって女性の「あるある」ではないでしょうか? そんな悩ましい旅行中の生理に関して、今回は新しい挑戦をしたのでご報告を。
この夏にヨーロッパ旅行へ行ったのですが、生理の予定日と旅程が見事に重なってしまいました。私はいつも布ナプキンと紙ナプキンを愛用しています。しかし、旅行と布ナプはとことん相性が悪い。
- 量が多い日は漏れる危険性あり
- 旅行中に洗うのがめんどう
- 使い捨てできないから、かさばる
- 宿泊先のベットを血だらけにはできないプレッシャー
このような不安要素があるため、長年の相棒、布ナプは連れてこずでした。今回の旅は、(荷物がかさばるので)昼用ナプキンだけをトランクに詰めて、いざヨーロッパへ旅立ちました。
生理に備えてエジンバラの薬局へ
昼用ナプキンだけではもちろん、不安……。どんなに経血が多くてもベッドを汚さない安心安全の夜用ナプキンを求めにエジンバラの薬局へ行きました。過去に、伝い漏れでホテルのベッドを汚した失敗があるので、それだけは避けたかったのです。
そこで日本では見かけないアイテムを発見。生理用品コーナーに、なんと紙おむつが鎮座しているではないですか。
高齢者向けの介護用?だけどここ生理用品コーナーだし、パッケージも若めの女性の写真だし。これは生理用かな?ん? まてまて。これこそ私が求める旅行時に最適な夜用ではないか!
おむつなので当たり前ですが、すっぽりお尻を囲んでくれて安心安全。しかも数枚でやりくりしてたパンツを使わずに済む。そんなわけで3.99ポンドで購入。
紙おむつを履いて、旅をしよう
旅も終盤、西の果ての港町リスボンに着いたころ、生理がやってきました。前置きが長くなりましたが、ここからがレビューです。
わたしの生理の特徴は
- 1日目が最も重く、経血量も多い
- 2日目からは急激に楽になり、量も減る
- 3~4日目で終わる
よって1日目の夜に、おむつを履いて寝ることにしました。おむつって感じするかなと思ったんですが、はき心地とフィット感は、通常のパンツと変わりません。ただし履いている姿は、白色のせいか、いかにも「おむつ」です。恋人との旅行なら選択しない方がいいかも。
寝る前におむつに履き替えて就寝。旅の疲れもあり、ぐっすり眠りにつきました。
そして起床。
「お尻あたりが冷たい感じがしないのであんまり出血していのかな?」と思い、トイレへ行きおむつを下ろしたら、あらビックリ!!めちゃくちゃ血が出ていておむつは真っ赤ではないですか。
「ほんとうに、おむつ履いていてよかった~」と心の底から思ったのと同時に、こんな血まみれなのに接触している皮膚はドライなことにも驚きました。蒸れも匂いもナシです。
そして、実験をかねて2日目の昼も、おむつで過ごすことにしました。どんなに歩き回り汗ばんでも蒸れません。
唯一デメリットをあげることしたら……。ズボンを履いてたこともあり、おむつを履き替えるためには、一度、下半身スッポンポンになってしまうこと。外出先のトイレでおむつを替えるのは、なんだか大げさ。アクティブに動いても蒸れはないので、生理終盤に履くのはアリかもしれません。
多い日でも、動いても、蒸れないわけ
このレビューを書くにあたって分かったことなのですが、このTENA Silhouette Lady Pantsは、生理ではなく尿漏れを保護する紙おむつでした。(商品サイト)
この商品の売りは「漏れ」「臭気」「湿気」から守る! これまで使っていた紙ナプキンにないカラっとしたドライな感じを実感できたのは、経血よりも量が多い「失禁」を保護する商品なのだから。妙に納得です。
こんなイメージビデオもあります。
そして白よりも、セクシーかつヘルシーに見える黒色の紙おむつも売っているみたいです。(次、行くときはこれを使ってみたい!)
以上、長くなりましたが、旅行中の紙おむつは快適でした。
また、みなさんが旅先で生理になったときは、ぜひ海外の生理用品を試してみてください。日本では買えないアイテムと出会い、ローカル感とワクワクを味わえる、まさに旅の醍醐味です!
- 肌触り ★★★
- フィット感 ★★★★
- 漏れない安心感 ★★★★★
- においが気にならない ★★★★★
- 蒸れが気にならない ★★★★★
- デザイン ★★