セックスが痛い。その痛みを我慢するのは当たり前だと思っていませんか?
性交痛に対して、ランドリーボックスではアンケートを実施し、男女361名の回答を得ました。
今回の調査によると、約8割の女性が性交痛を感じているとの結果に。
多くの女性が感じているセックスでの痛みについて、アンケートではみなさんがどのように対策をしているのかも聞いてみました。
我慢をせずに痛みを緩和する方法を見ていきましょう。
そもそも、性交痛とは?原因は?
性交痛とは、セックスのときに感じる痛みのことです。挿入するときに痛みを感じるほか、途中から痛みを感じるケースも。
原因は人によりさまざまですが、膣のうるおい不足、出産後のホルモンバランスの乱れにより潤滑液が充分に分泌されない、更年期や閉経、性器のサイズが合わないなどに加えて、婦人科系疾患の可能性や性的興奮障害の可能性もあります。
医師監修のくわしい説明はこちら
セックスのときに痛い……「性交痛」の原因はなに? 原因と対処法を解説します(医師監修)
アンケートでは性交痛の原因について、膣の潤い不足が62.4%、性器のサイズの違いが27.4%という回答が得られました。また、「わからない」という回答も17.2%いました。(複数回答可)
医師に相談したことがある人は約9%
性交痛は医師に相談することも可能です。
しかし、アンケートでは医師に相談したことがある人はわずか9%以下でした。
受診した人からは「相談してよかった」との声も寄せられました。
痛みの原因がわかったので、改善のための治療ができた。
(20代)
カンジタでした。当時はその病気を知らなかったので、治療して快復できたので良かったです。不妊でしたが治療後は妊娠も出来ました。
(50代)
疾患がないことがわかり安心した。
(20代)
医師に相談することで、医学的な原因や対処法、疾患の有無を知ることができます。
何軒か婦人科に行って気持ちの問題や精神疾患と言われてしまったのですが、泌尿器科(ウロギネ)を受診して腟前庭部痛と診断されました。当初は性行為だけではなく、膣内への挿入の痛みがありましたが、レーザーと塗り薬の治療を行い、今でも痛みはありますが子宮頸がん検診を受けられるまで改善しました。
(20代)
まずは婦人科への受診をおすすめしますが、泌尿器科に行くことも選択肢のひとつです。ご自分の身体や症状にあった医師にかかることで、痛みの原因と対策に一歩近づきますね。
性交痛緩和のための、みんなの対策は?
もっとも多かった回答は「痛くなったら伝える」でした。まずは痛みを相手に伝えることが、ふたりで改善していくための第一歩になりますよね。
体位や動きを工夫することは、セックスの時の痛みの緩和に直接的にアプローチすることができます。
また、潤滑ゼリーなどのアイテムを使用することもひとつの選択肢です。
性交痛緩和のアイテムを使ったことがある人は46.1%
男女含めて、アイテムを使って性交痛緩和対策をとって見た人は半数以下となりました。なかなかアイテム購入に踏み切ることができなかったり、パートナーに提案しづらかったりするのかもしれませんね。
アイテムを使ったことがある人に、使ってよかった変化を聞きました。
痛いのを我慢するよりははるかに2人ともよい感じのセックスができた。セックスの質があがった。
(潤滑剤、ジェルが多めについたコンドーム使用、40代)
最初の痛みを緩和することができた。気持ち的にもリラックスできる。
(潤滑剤、ジェルが多めについたコンドーム使用、20代)
痛みを我慢することが減り、気分も変わることで挿入もしやすくなるのかもしれません。
少しずつダイレーターを太くして挿入することができるようになった。
(ダイレーター使用、20代)
ダイレーターという、太さに種類がある器具を使って少しずつ膣を拡張していくことで挿入に慣れていくという方法もあります。
くわしくはこちら
セックスが痛い、怖いを助ける「ダイレーター」の使い方。婦人科医に聞きました。
ほかにも、OHNUT(オーナット)という男性器に装着するタイプのアイテムを使うことで改善に向かったという人もいます。
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セックスが痛くて嫌だった。セックスレスカップルがOHNUTを使った結果
性交痛に『OHNUT』がおすすめ。切実な「サイズが合わない」悩みを解消
セックスの痛みは我慢し続けるものではないので、みなさんの対策を参考に痛みを緩和する方法を探ってみてくださいね。
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ランドリーボックスでは、定期的なアンケートを実施しています。
現在は、「性事情」をテーマにアンケートを実施中。みなさんのご意見をお聞かせください。
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