ランドリーボックス株式会社は、女性の外陰部の構造を楽しく正しく学び、対話に繋げることを目的とした性教育パペット「Ba-Vulva(ばあばるば)」の予約受付を開始しました。
「Ba-Vulva(ばあばるば)」は、おばあちゃんたちによって制作されているVulva(外陰部)のパペット。性教育の現場や展示会、ワークショップ等で、女性の外陰部の構造を説明する際に使用することが期待されています。
「Ba-Vulva」の企画・制作を行うランドリーボックスは、2019年のサービス開始以来、生理や更年期・セクシュアルウェルネスなど、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)にまつわる悩みを可視化し、選択肢を提案してきました。
活動の中で、「SRHRに関する課題は正しい知識を持つだけでなく、それを使って自身や他者と対話することが重要である」こと、それと同時に対話する難しさも実感しています。
とりわけ、セクシュアルウェルネスに関するテーマはタブー視されることもあり、自分のカラダの構造や悩みの理由を把握できていない人も多いです。
そこでわかりやすく、楽しく、対話に繋がるツールが必要であるとして、Ba-Vulvaの制作が開始されました。
Ba-Vulvaのメッセージ
みなさんは自分のVulva をみたことはありますか?さわったことは?
それは、はしたないことだと感じますか?
私たちの体の一部なのに、なんだか後ろめたい存在とされているVulva。
「そこはプライベートゾーンだから大切にしなきゃだめ」と言われたり、「そんなとこ、はしたない」と言われたり。
大切にすることと、タブーがごちゃ混ぜになって、「プライベート」という割に、自分たちのVulva について知る機会があまりに少ない気がしています。
どうして私たちはこんなにVulva をタブー視しているのでしょう?
もちろん、人前でじっくりみたり、触ったりするものではありません。
けれど、肩肘張らず、もっと楽しく理解できれば、もっと素直に心地良くなれるのではないでしょうか。
そうすれば、もっと自分の体、相手の体を守りたくなるはずです。
そのために、わかりやすく、何より楽しく語り合えるツールが欲しい。そんな疑問と想いからBa-Vulva を制作しました。
そして、もう一つ。
このBa-Vulva は、おばあちゃんたちと作っています。その過程で、互いに話し合えたことも非常に楽しい時間でした。
時代が変わっても、世代が違っても、みんな、Vulva を持つカラダに思うことがあります。
Ba-Vulva が、世代を超えて、いろんな人たちとカラダやセクシュアルウェルネス、SRHR について語り合ったり、学び合ったりするきっかけになれたら嬉しいです。
Ba-Vulvaの特徴と仕様・使い方
Ba-Vulvaには、わかりやすく、楽しく学ぶための仕組みが複数ほどこされています。
明るいカラーリングを初め、パペットの陰核(クリトリス)部分が取り出し可能になっていることや、柔らかい素材を使用することで実演の際の扱いやすさにも配慮されています。
◼︎Ba-Vulva 概要
【仕様】縦23cm、横17cm、奥行き5cm、重量150g※手作りのため個体差があります
【素材】ポリエステル、ナイロン
【商品価格】 35,000 円(税抜)※学割や発売記念割引あり
【使用場面例】性教育現場、医療機関、カウンセリング、ワークショップ、カラダにまつわる情報を視覚的にわかりやすく発信するとき、家族や友達・パートナーと楽しく語り合うとき、デリケートゾーンケア商品の実演や説明のとき
ランドリーボックスでは、Ba-Vulvaの販売に際して、ワークショップなども実施予定で、コラボレーション企業や団体も募っています。
詳細については公式ホームページをチェック