明日からゴールデンウィーク。おでかけシーズンがやってきましたが、コロナ禍になってからは、密を避けた屋外でキャンプに行くという人が増えているそうです。
しかし、キャンプと生理が重なってしまったら…。
ゴミ問題はもちろん、体調面や衛生面など不安なことがたくさんありますよね。
今回は、キャンプと生理が重なった場合の、事前準備についてお伝えします。
まずはキャンプ場をチェック
近年、キャンプ場の設備もさまざまです。まずはキャンプ場をチェックしてみましょう。
トイレはあることがほとんどですが、無料のキャンプ場や古いキャンプ場ではないこともあり、また、あったとしてもサイトから遠い場合もあります。
生理中どうしてもシャワーを浴びてスッキリしたい。そう思う方は、シャワー設備が整っているかどうかも確認しておきましょう。コインシャワーなどが設備としてあるキャンプ場も多いです。もしない場合は近隣の入浴施設などを調べておいたほうがいいでしょう。
ただし、公衆浴場の場合はタンポンや月経カップを使って入る必要があります。また、生理中はデリケートな状態になっているので、お風呂に入ったあとは雑菌が繁殖しないようタンポンや月経カップはすぐに新しいものに交換しましょう。
最近は、パウダールームを完備しているなど、女性が利用しやすい設備が整っているキャンプ場もあります。
ゴミはどうする?
ゴミ処理のルールはキャンプ場によってさまざまで、無料で捨てられるケースと、有料で捨てられるケースのほか完全持ち帰りのキャンプ場もあります。また、自然に対する環境配慮などから、持ち帰ったほうがいいと考える人もいます。
事前にサイトをチェックしたり、管理事務所に問い合わせておくことをおすすめします。
生理中のキャンプに持っていくとよいもの
●限界温度をクリアした寝袋
寝袋の限界温度とは、一般的にその寝袋の中で寝られる温度域というもの。生理中は冷えが大敵なので、キャンプに行く場所の気温に対応できる寝袋を用意しましょう。
●カイロ
●湯たんぽ
●多めのサニタリー用品
タンポンやショーツ型ナプキン、月経カップなどさまざまなアイテムを視野にいれましょう。
●多めのショーツ
●痛み止め
●ボトムスの着替え
●ビニール袋
キャンプ場のトイレにはサニタリーボックスがないこともあります。またショーツを洗濯したり持ち帰りたい場合にもなにかと便利です。
●ウェットティッシュ
簡単に体を拭いたり、経血が漏れてしまったときなどにも使えます。ドラッグストアなどで売っているデリケートゾーン専用のシートも、生理中の不快感を和らげてくれるおすすめのアイテムです。
●タオル
シャワーが使えないときに体を拭いたり、寝ているときの漏れに備えて、お尻に敷いたりすることができます。
活躍が期待できるサニタリーアイテム
●月経カップ
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メーカーによっては、12時間使用可能なものもあり、きちんとつけていれば漏れる心配も少ないです。
●ショーツタイプ
ナプキンとショーツが合体しているタイプの生理用品です。一体型なのでズレにくく、漏れの心配も少ないため安心感があります。
参考記事:”履くナプキン”が安心・快適すぎる!生理用オムツを徹底比較
●クリニクス
過多月経の人向けに開発された生理用品。「夜用ナプキン5枚分の吸収力」と謳われていて、頻繁に取り替えにくいキャンプ場で頼りになる吸収力です。
参考記事:過多月経の強い味方?多い日用ナプキン「エリス クリニクス」を徹底レビュー
一緒に行く人に体調を伝えることも大切
アウトドアで体を動かしたくても、生理痛でいつもと同じように体を動かせないことがあります。一緒に行く人に生理中であることや、思うように動けない可能性があることを事前に共有しておくことも選択肢のひとつです。
当日は無理をせず、できることを行えるようにしましょう。
ピルで調整することもできる
時間が許せば、婦人科で処方してもらったピルで生理予定日を調整するのも選択肢です。
生理を早める場合はひとつ前の生理中から、遅らせる場合は生理予定日の3~7日前からピルを服用することで、移動させることができます。
参考記事:生理を「早める」「遅らせる」。大事なイベントと重ならないよう生理日を移動させる方法は?ピルの服用タイミングや注意点(医師監修)
楽しみにしているキャンプのイベント。生理が重なったとしても、無理をせずにできるかぎり楽しみたいですよね。
事前準備と対策が参考になれば幸いです。
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また、キャンプに向かうまでのドライブや渋滞のトイレ・生理対策は以下の記事を参考にしてみてください◎
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