この時期種類も豊富な柑橘。いろんな種類の柑橘類が並んでいますが、そのまま食べる以外にも、アレンジを楽しんでみませんか。
今回ご紹介するのは、季節真っ盛りの冬の甘いカブと、アレンジしやすい伊予柑を使ったお手軽サラダです。作り置きサラダとしても便利なレシピです。

根菜のひとつでもあるカブは、冬のポカポカ素材のひとつ。冷えやすい時期にこそ、根菜類は積極的にとりましょう。
今回は、ほんのりと紫色に色づいた「あやめ雪かぶ」という種類を使いました。この時期はたくさんの種類のカブが売られていますので、いろいろ試してみるのもおすすめです。
あやめ雪かぶの紫色はアントシアニンが含まれている証。抗酸化力があるとも言われています。また、一般的にカブに含まれるアミラーゼは消化酵素のひとつ。食生活が乱れたり胃腸が弱っているなと感じるときに取り入れたい栄養です。
伊予柑ももちろん栄養たっぷり。免疫力をサポートすると言われる栄養素のビタミンCや、疲労回復にもぴったりなクエン酸など、体調が心配なこの季節の強い味方です。
<材料(1〜2人分)>
- カブ 中1玉
- 伊予柑 1玉
- 生ハム 30g
- オリーブオイル大さじ2
- 白ワインビネガー 大さじ1
- はちみつ 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- ブラックペッパー 適量(お好みで)

まずは薄くスライスしたカブに、塩をひとつまみ振りかけてしっかり塩揉みして柔らかくしていきます。塩を全体に振りかけたら、しんなりして水分が出るくらいまでモミモミしましょう。

伊予柑は、皮をカットして内側の薄皮も剥き、実だけを使います。

<伊予柑のカットの仕方>
- 伊予柑のヘタとお尻をカット
- 外側の皮も包丁でカットします
- 実を包んでいる薄皮のつなぎ目部分をカット
- 薄皮を開いて、実を取り出します

オリーブオイル、白ワインビネガー、はちみつを混ぜてドレッシングを作ります。全部がしっかり混ざって乳化している状態にします。

塩揉みしたカブの水分を切って、ボウルに伊予柑と手でちぎった生ハムを入れたら、ドレッシングを回しいれて全体に馴染むように混ぜていきます。

混ぜるときに、伊予柑が崩れても大丈夫。全体が混ざったら、器に盛り付けましょう。

高さを出して盛り付けると綺麗に盛れます。最後はお好みでブラックペッパーを振りかけたら完成です。
<作り方>
- ボウルにかぶをスライスし、塩をひとつまみ振りかけてしっかり塩揉みをして水分を出す
- 伊予柑は皮を剥いて、実だけを取り出す
- 1のボウルに、伊予柑と手でちぎった生ハムを入れる
- 別のボウルに、オリーブオイル、白ワインビネガー、ハチミツを入れて混ぜ合わせて3のボウルに回しいれ、よく混ぜて器に盛り付ける
- 最後にお好みでブラックペッパーを振りかけて完成
