暖かいと感じる日も増え、スーパーにも春を感じる食材が豊富になってきました。
今回は、旬の「菜の花」を使って春を感じる簡単レシピをご紹介します。
栄養もバッチリ!使い方も幅広い!万能食材「菜の花」
しっかりとした食感と、ほろ苦い旨みが特徴の「菜の花」。茹でても、焼いても、揚げても、どんな調理方法でも美味しくいただけます。万能食材なので冷蔵庫にストックしておくと便利です。
今回は、季節を迎えた「新玉ねぎ」と一緒に菜の花をアレンジして楽しみましょう。
菜の花を食べたときに辛みを感じることはありませんか?
その辛みの正体は、抗酸化や、免疫力の強化にも効果的と言われるイソチオシアネートという成分によるもの。季節の変わり目にはもってこいの栄養素です。
また、妊活中から産後までに欠かせない栄養素「葉酸」も含まれています。貧血が気になる人などにもぜひおすすめしたい野菜です。
そして、玉ねぎの抗酸化作用は精力UPに欠かせない「テストステロン」の産成を促すとも言われており、男性にとっても嬉しい素材。
2人で一緒に食べたい、栄養が詰まったこの2つの野菜を使って、アレンジを楽しみましょう。
<材料(1~2人分)>
- 菜の花 5束
- 新玉ねぎ 1/2玉(スライス)
- 厚切りベーコン 30g程度
- 有塩バター 12g
- 粗挽き胡椒 適量
まずは具材を切っていきましょう。玉ねぎは1〜2mの薄切りにスライスしていきます。普通の玉ねぎを使っても問題ないですが、新玉ねぎには水分が多く含まれており、ホイル焼きにするとジューシーに仕上がります。
厚切りベーコンは5m幅程度に細く切っていきましょう。今回は厚切りベーコンを使いましたが、薄いベーコンや、輪切りのウインナーなどでも代用が可能です。
長めにカットしたホイルの下の半分の方に、まずは玉ねぎから乗せていきます。その上に菜の花、ベーコンの順番に乗せていきましょう。菜の花はカットしてもしなくてもOK。今回は食べやすいサイズにカットしましたが、カットせずに豪快に乗せて焼くのもおすすめです。
最後に、バターを乗せて準備は完了です。バターは溶けることを考えて、2つに分けてカットし、それぞれ左右に置いておきましょう。
アルミホイルの上半分を閉じて、左右の辺と下の辺をぴったり閉じてしっかりと中が蒸し焼きになるようにセットします。
オーブントースターに入れたら、200度で10分〜15分程度焼いていきます。
焼き終わったら、火傷に気をつけながらホイルごと取り出してそのまま器へ。ホイルを開けると、内側から蒸気がふわっと上がり一気にいい香りに包まれます。
最後は、お好みで粗挽き胡椒を振りかけて完成。塩はバターとベーコンの塩分で十分です。
<作り方>
- 玉ねぎは1~2m程度の厚さに薄くスライス。ベーコンは5m程度の厚さにカットしておきます。
- 40cmほど出したアルミホイルの下半分の方に、玉ねぎ、菜の花、ベーコン、バターの順番に具材を乗せていきます。乗せ終わったらアルミホイルの英半分をたたみ、左右と下の辺をぴったりと閉じます。
- オーブントースターに2を入れて、200度で10~15分程度温めます。
- オーブンが終わったら、そのまま取り出し、ホイルを開けて仕上げに粗挽き胡椒を振りかけて完成。
余計な調味料を使わずに、放っておくだけで出来上がるホイル焼き。ほくほくの菜の花と玉ねぎは甘くてジューシー!お酒のつまみとしても、いつもの食卓の一品としても便利な一品です。