プライベートゾーンは「他人に見せたり触らせたりしてはいけない、性的に関係ある、自分だけの体の大切な場所」とされている体のパーツのこと。おもに性教育の場面で用いられる言葉です。
具体的には、胸、お尻、性器、口。大人が幼少期から伝えることが大切で、小さい子どもにわかりやすく伝えるために「水着で隠れる場所とお口だよ」と伝える人が多いと思います。
他人に見せたり触らせたりしてもいけないし、他人のプライベートゾーンを見たり触れたりしてもいけないことを教えます。
子どもに「どうして見せたり、触らせたらいけないの?」と聞かれたら?
プライベートゾーンのことを理解していても、もし子どもに「プライベートゾーンを見せたり触らせたりしたらいけないのはどうして?」と聞かれたら、あなたならなんと答えますか?
7歳の女の子を育てている筆者も、プライベートゾーンにまつわる親子の会話の中で、どう伝えたらいいのか困ることがたびたびあります。
そこで、子どものいる親御さんに、家庭での性教育や、性にまつわる会話について教えていただきたいです。
こちらのアンケートにご協力をお願いいたします。
性教育をしている親御さん、まったくしていないという方、「そろそろ教えたほうがいいかな?」と思いつつまだ何もできていない方。どんな方でも結構です。
実態を知って、今後のコンテンツ制作に生かしていきたいと思っているので、ありのままを教えていただけたら幸いです。
アンケートフォーム:https://forms.gle/5QzPcG1xNQVTZkwf6
プライベートゾーンの定義も、人によってはもっと広範囲なものかもしれません。親子で会話して一緒に考えて、自分のからだについて向き合えるといいですね。
文部科学省が2021年に公開した教材「生命(いのち)の安全教育」では、子どもが「加害者にも被害者にもならない」ための教育内容にしているほか、被害を受けたときの対処法についても記載されています。
わたしのカラダは、わたしのものだって言うけれど。

My Body My choice – わたしのカラダはわたしのもの。
あたりまえだし、大切なことだとわかっている。でも、私たちって自分のカラダのことをちゃんと理解している?プライベートゾーンもそう。
「自分にとって、プライベートな場所はどこなのか?それはどのような場所なのか」大人でさえも向き合うことや学ぶことがありません。
本特集では、Vulva(外陰部)をテーマに、さまざまな切り口で、自分のカラダやSRHRについて対話するきっかけを提供できればと思っています。
なお特集に際して、性教育/プライベートゾーンに関するアンケートを実施中です。みなさんのご意見や体験談をお寄せいただけますと幸いです。