セックスの頻度や1回当たりにかける時間・マスターベーション・セックスレスなど、性にまつわる話題は人に話しづらいもの。そのため、世の中にはセックスに関する噂や憶測が溢れ返っています。
そんな中、【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ2024は5,000を超えるアンケートの回答から日本人のセックスの実態を明らかにしました。
今回はそんな調査結果の一部から、「セックスにかける時間」についてご紹介します。
10〜20代男性の約半数はセックスに1時間以上を費やす
一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターがジェクス株式会社からの依頼を受けて実施した「ジャパン・セックスサーベイ2024」で、10〜20代男性の約48%が1回のセックスに1時間以上の時間をかけていると回答。
他の年代や性別では、1回あたりのセックス時間が「1時間以上」であると回答した割合は10%前後であったことから、10〜20代男性はスローセックス傾向にあるといえます。
2020年に実施された同調査で、1回のセックス時間が「1時間以上」と回答した10〜20代男性はわずか15.1%でした。最新の調査ではその割合が約3倍以上に増加していることから、この数年に何かしらの変化があったと考えられます。
パンデミックの発生が2020年であったことから、コロナ禍がその要因の1つになっていると推測できるのではないでしょうか。
10〜20代は、前戯にかける時間も長い傾向に
加えて、前戯にかける時間について調査した設問では、10〜20代男性の36.7%が前戯に30分以上かけていることが明らかになりました。
30〜50代の男性は、「30分未満」と回答した人が最も多い結果に。
セックス全体の時間が長い傾向にある10〜20代男性は、中でも前戯により多くの時間をかけていることが分かります。
大切なのはお互いが「満たされる」こと
所要時間を含め、セックスに正解はありません。
インターネットの情報や噂と比べて、「これって普通じゃないのかな?」「相手との相性が悪いのかな?」と不安になっている人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、大切なのは自分とパートナー2人にとってのベストを模索すること。世間が言うセックスの理想を追い求めることではないはず。
現状に不安や不満を抱いているならば、ぜひ勇気を出してパートナーに打ち明けてみてください。ひとつひとつ対話を重ねることで、お互いが満たされるセックスが実現できるかもしれません。
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<調査概要>
・調査期間:2023年11月14日(火)~11月17日(金)
・調査対象:全国満18歳から69歳の男女 5,029サンプル
・調査方法:インターネットリサーチ(アンケート依頼メールを各回答者に配信しWeb上にて回答)
・調査委託機関:株式会社クロス・マーケティング ※提携パネル:リサーチパネル