年末年始の大掃除シーズン。クローゼットや引き出しを整理していて「そういえばこれ、どうやって捨てればいいの…?」と手が止まること、ありますよね。
今回は意外と知られていない、ラブグッズ、セックストイの正しい処分方法をご紹介します。
まず知っておきたい。セックストイは何ゴミなんだ?
実は自治体によって分類が異なります。基本的には以下のように分けられます。
電動タイプ(バイブレーター、ローターなど)
多くの自治体で「不燃ゴミ」扱い。電池は必ず抜いて、電池は電池で別に処分しましょう。
非電動タイプ(シリコン製ディルドなど)
素材によって「可燃ゴミ」か「不燃ゴミ」に分かれます。シリコン製やTPE素材は多くの場合不燃ゴミ、ガラス製やステンレス製も不燃ゴミが一般的です。
自治体ごとのルールをチェックしよう。小型家電回収ボックスは使える?
処分方法は住んでいる地域で違うので、まずはお住まいの自治体のルールを確認することが大切です。
小型家電回収ボックスが設置されている自治体もありますが、リサイクル品目が定められていることも多いため該当しない、明確に定められていないことも多いです。
例えば、世田谷区の場合…
世田谷区では、携帯電話/スマートフォンやタブレット端末など対象12品目以外の小型家電(最も長い辺の長さ30センチ以内のもの)は「不燃ごみ」として出すと指定されています。
自治体に確認する際のコツ
自治体に捨て方を確認したい場合、「セックストイをどう捨てたらいいですか?」は聞きにくいという方も多いはず。
その場合は、「コードレスの小型機器なのですが、取り外しできない充電池が入っています。不燃ごみかなど、処分する時はどの区分で捨てればいいでしょうか?」という表現にすれば、聞きやすいかもしれません。
処分前のチェックポイント
1. 電池・充電池は必ず外す
バッテリー内蔵型の場合、自治体によって区分が異なる可能性があるので確認を。そのまま捨てると発火の危険性もあるので、乾電池式は必ず電池を外して、自治体の指定方法で処分しましょう。
2. 分解できるものは分解
リモコン部分とバイブ部分が分かれて、ご自身で簡単に素材ごとに分けられるものであれば、適切に分別するようにしましょう。工具などによる分解作業が必要な場合は、ご自身で分解せずに処分するほうが安全です。
3. プライバシーを守るため中身が見えないように
新聞紙で包む、紙袋に入れる、不透明なビニール袋に入れるなどして捨てると安全です。自治体によっては指定のゴミ袋もありますが、その場合は個包装をしてその袋に入れれば大丈夫です。不燃ゴミの場合も、新聞紙などで包むことは問題ありません。
処分を代行してくれるサービスもあります
自分で処分方法を探すのが面倒、家族と一緒に住んでいて自分で捨てづらい、プライバシーが不安、という方には回収サービスもあります。キットを申し込みしなければならないという手間などは発生してしまいますが、専門業者が適切に処分をしてくれます。
- ラブピースクラブ「バイバイバイブキット」:サイズによって550円〜660円+送料。専用袋にいれておくればトイは電動、非電動に関わらず処分してくれる。乾電池は脱いて送付。他店でご購入したトイもOK。
セックストイのこんな捨て方はNG!
- 乾電池をつけたまま処分 → 電池入りのまま出すのは危険です。
- そのまま見える状態で →プライバシー的にも袋や新聞紙にまいてからゴミ袋に入れるのが安全です。
- 工具を使って電気部分も分解 → ケガの危険があります。無理せず専門サービスを利用しましょう
- 小さいし…トイレに流す → 絶対ダメ!詰まります
年末の大掃除。お世話になった相棒(セックストイ)と適切にお別れして、新年は気持ちよくスタートしましょう!
処分方法は自治体によって異なります。必ずお住まいの地域のルールを確認してくださいね。














