こんにちは、せるこです。
今回のテーマは地域による医療の格差について。
婦人科系の治療のことやホルモンのことなど、手軽に自身で調べられるようになり、知識を得やすくなってきたのは本当にありがたい。ですが…「住んでいる地域による選択肢の格差」が結構えぐいぜ!っと思うことがあります。
そして同じ地域でも、選択肢が変わることも。
1人目を出産した後にクリニックが閉鎖。2人目は和痛分娩の希望が叶わず
私は出産方法として初めから「無痛分娩」を希望していました。その中でも事前に日を決めて出産をする計画無痛分娩ではなく、自然に陣痛が来てから無痛(陣痛の痛みを除く)麻酔を打つ「和痛分娩(除痛分娩)」を希望。
たっくさん調べたし、セミナーとかも受けに行ったよう。
んで、1人目は運良く和痛分娩で出産できた(お家から車で30分くらいはかかったけどね)。
でも、1人目出産した後にそのクリニックが閉鎖!!ゥァン!
麻酔科兼産科で全部ワンストップお一人でやってた医師が倒れられてな。
結局2人目は仕事や上の子との兼ね合いもあり、私が通える範囲には「和痛分娩」をできる産科はなく、計画無痛分娩で出産をしました。
その時に最善の選択をしたので後悔は全然ないのですが、最近関東で出産を控えた友人が和痛分娩で出産できそうな話を聞いて「計画じゃない無痛分娩!?いいやん!私それやりたかったけどできんかってん!!」となったのでした。
ミレーナについても調べてみたら…
例えばインターネット上の友人らと雑談したりする中でホルモンバランスや生理痛の話になった際に「ミレーナ※」が気になりました。40歳くらいを目処に考えようかな〜と思い調べてみたりしていたのですが…
※ミレーナ(IUS、避妊リング):子宮内に装着する避妊具です。 一般に、黄体ホルモンを継続的に放出し、子宮内膜を薄い状態で維持することで避妊します
このミレーナは避妊目的だと自費だが、重い生理痛(月経困難症)やPMSの治療で利用する場合は保険診療で受けられるとの情報を手に入れた(詳細は医療機関に確認してください!)。
参考記事:IUS(ミレーナ)の効果、費用、注意点を解説(医師監修)
って調べてみると、私の住む地域では取り扱っている婦人科がまず少なく、やっとヒットした!と思って見てみると6万円+税、、、(他医院では4万円とかさ。クリニックによって違うにしても、高価よね…)
ろ、ろくまん…!?
県外の友人に話を聞いたときには月経困難症や過多月経の治療なら保険適用で1万円くらいだと聞いていたため、そこまで料金に差があることにびっくり。
私が調べた病院のHPには生理痛や月経困難症の治療の場合は保険適用になることなどは記載がなく、避妊方法のひとつとして取り扱いがある表記のみでした。
ただでさえ婦人科系のアイテムって初めて試すときは不安や心配もある中でその分かりづらさに私は心が折れちまい…調べるのをやめました。うん!想像していた以上に高価でびっくりしたよ!
今思うと、気になることは病院に直接問い合わせてもいいかもしれない。
心が折れちまったからそのときはハードルが高かったけれど、ネットだけに頼らず直接情報を取りに行くのもひとつの手段かな〜。
これから、各地域で選択肢が増えるといいな
他にも、友人から聞いて「おっ初耳〜。調べてみる!」って情報を得に行っても、住んでる地域では取り扱いがないものがあったり。
気軽に婦人科にいくの大切。セカンドオピニオンも大切。
そうわかってはいるものの、情報を得ることも、物理的なアクセスのしやすさも、その結果となる選択肢も住んでいる地域によって大きく異なるよな…。
もちろん婦人科だけではなく医療全体での地域格差は国全体の大きな課題だとは思います。産科も小児科もその他もね…。私の同僚の住む地域では小児科が少なく、「かかりつけ医」がどんどんなくなっていたり…。
医療の地域格差の課題は深刻で、それに対して、国がいろいろな対策をしようとしているみたい。はやく地域格差がなくなるといいよね。これから婦人科や産科でさまざまな処置をしてもらいたいと思った人が選べるようになるといいな。
美容医療も、地方だとあんま選択肢なくてな〜。
医療脱毛とか美容医療も調べてたけど、自分で「これがいいらしい」と得た知識を叶えられる選択肢が、あんまない!
人が多いのが苦手なタイプの私は、地方に住んで生活する分には全く困らない。むしろ暮らしやすい、子育てもしやすいと感じているんだけど、たまにこういうもどかしさはありますね。
サプリやアイテムはネットショップで手に入るけど、 医療となるとなかなか難しい。悩ましいね〜!
そして全国の情報が得られるSNSやオンラインコミュニティはありがたいなァ。めげずに自身を整えるためのアンテナを張っていきたいですね。集合知最高!
おしまい