みなさん、どんな連休をお過ごしですか?外出を諦めておうちで過ごしている人も多いのでは?そこでランドリーボックス編集部メンバーが、おすすめの映画をご紹介します。残りの連休、少しでも充実した時間が過ごせますように!
待ちに待ったゴールデンウィークは、癒しと愛に埋もれてみる『僕のワンダフル・ライフ』
(ランドリーボックス編集部・Nanaのおすすめ)
ついにやってきたゴールデンウィーク。「連休万歳!」な人も多いと思います。しかし今年は例年とは違い、少し心がざわついてしまうような連休ですよね。
「僕のワンダフル・ライフ」は、犬と人間の絆を描いた作品。犬のベイリーは寿命を終えた後も、さまざまな犬に何度も生まれ変わります。すべては、最愛の飼い主・イーサンに会うために。
ベイリーの転生を通じて描かれる「もう一度、イーサンに会いたい」という想いと、登場する犬たちの愛くるしい演技力の高さ。ベイリーや生まれ変わったそれぞれの犬たちの「犬生」に、笑って泣いて癒されること、まちがいなしです。そんな癒しと愛にあふれた作品を、ぜひGWのお供にどうぞ。
滑走していく爽快感が気持ちいい、スポ根女子ムービー『ローラーガールズ・ダイアリー』
(ランドリーボックス編集部・中本遥河のおすすめ)
『50回目のファーストキス』や『E.T.』にも出演した女優ドリュー・バリモアの初監督作品。
幼い頃にちょっとだけ触れた「ローラースケート」の勝手なイメージは「子どもが道端で楽しむもの」だった。作品タイトルやポスターからして、「幼いかわいらしさ」をなんとなくイメージしていたら全く違った。「エースをねらえ!」級のスポ根シーンの連続だった。
田舎町で退屈な日々を送る女子高生ブリス(エレン・ペイジ)は、放課後に出会ったスポーツ「ローラーゲーム」に心を奪われ、入団する。そのローラーゲームのシーンが、滑っている疾走感がきもちいい。繰り広げられる技が決まった爽快感など、スカッとさせられる。
そんなスポ根っぽさがメインなんだけれど、ところどころに友情や恋などを経験して大人になっていく、元気がでる青春映画。ちょっと気分をあげたい日におすすめの作品だ。
時間があるいまだから、写真を整理してみない?『さようなら、コダクローム』
(ランドリーボックス編集部・川崎絵美のおすすめ)
「旅行にも行けないし何して過ごそう」とおうち時間にマンネリしている人も多いのでは?そんなときカメラロールに溜まっている写真を整理してみない?この映画を観ると、面倒に感じていた過去の写真と向き合ってみたくなる。
『さようなら、コダクローム』は確執があった父と息子の“親子の和解”をテーマにしたロードムービー。写真家である父に頼まれ、現像サービスが終わってしまうフィルム「コダクローム」を現像するために旅に出ます。取り戻せない過去を引きずりながら、限られた時間の中で相手を許すこと。鍵となるのはフィルムに残った古い写真。
自粛モードで仕事が止まったり、生活に不自由さを感じたりするけれど、どんな状況であれ時間は前に進んでいる。そんな人生の不可逆性を感じずにはいられません。ぜひ、映画の中で旅と写真の美しさを味わってみてください。
コロナで人に会えないからこそ、人の温かさに触れてみる『ラースと、その彼女』
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(ランドリーボックス代表・西本美沙)
実家にも帰りずらかったり、人との会話が減っている人も多い今。SNSでのコミュニケーションに心をすり減らしている人も?あぁ、人ってあったかい…そんな想いをふと思い出させてくれる映画です。
「ラースと、その彼女」は、シャイで人付き合いが苦手なライアンゴズリング演じるラースが、自分の彼女としてラブドールを連れてきたことから始まります。「ビアンカ」として紹介された彼女を前に、家族ははじめは言葉が出てこない。
通常ではない2人の関係に周囲は戸惑いながらも、それを受け入れていく。そして、環境の変化を経てラース自身も自分と向き合うことになる。ライアン・ゴズリングの名演も冴え渡り、見終わる頃には、ビアンカがラブドールには思えなくなってくる不思議…。
自分たちの価値観と異なる他者を受け入れていく、心の変化と温かさに包まれる作品です。
なんでこんな不器用なんだろう、落ち込んじゃうあなたへ『全然、大丈夫』
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(ランドリーボックス編集部・ Ayako Tanigaito)
長編映画をみるのって意外と体力いりませんか?なにも考えずボーっとしながら映画でも観たいな、という人におすすめです。
照男(荒川良々)は30歳目前で植木屋のアルバイト。世界一怖いお化け屋敷をつくる夢を叶えたいと、友人の小森(岡田義徳)と空想する日々を送っていました。しかし照男の父がうつ病になったことをきっかけに、父の代わりに古本屋の店番をやることに。
将来に対して不安を感じている昭雄の前に、「強烈」に不器用な絵描き、あかりが現れます。ここから、照男、小森、あかりのラブストーリーがはじまるのです…!
激しい展開はないけど、自分がなじめる居場所はあるのかもって思わせてくれる作品。この映画を観てから、どんよりしがちな雨の日が少し好きになりました。
GW最終日「社会復帰ムリ!」と思ったときにおすすめ『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
(ランドリーボックス編集部・鍬のどか)
連休中にのびのびと羽をのばし楽しく気ままに過ごしているようでも、実は頭の片隅では常に「あと◯日で休みが終わる」とカウントダウンしている人も多いのではないでしょうか?
休みが楽しければ楽しいほど、鉛のようにズーンと重い「もう社会復帰ムリかも」という気持ち。
そんなGW明けを憂えんでしまう、あなたには『イエスマン “YES”は人生のパスワード』がおすすめ。ジム・キャリー主演のコメディ映画で、銀行員のカールが、どんなことにもYESで答える「YES運動」を通して、変化していく様子が描かれています。
何事も否定せず「YES」を連発し、退屈で代わり映えのしない生活にポジティブな変化を起こしていくカールの姿は、嫌なことから「NO!」と逃げ出したくなる気持ちを明るく前向きにしてくれます。
小悪魔的魅力にあふれる、ズーイー・デシャネルとの恋の行方も必見です!