ランドリーボックスでは、カラダを正しく理解し対話するための性教育ツールとして「Ba-Vulva(ばあばるば)」の制作販売を開始しています。

そして、2024年10月11日(金)の国際ガールズ・デーより、「Ba-Vulva(ばあばるば)」の売り上げの一部を、国際NGOプラン・インターナショナルが実施している女性性器切除(FGM)根絶の活動、「女性性器切除から女の子を守る」プロジェクトへの寄付を決定しました。

FGM(女性性器切除)とは?

女性性器切除(Female Genital Mutilation)は、アフリカを中心に約2000年前から行われていて、女性の外部生殖器を部分的または全体的に切除する行為。世界30カ国で少なくとも2億人の女の子と女性が経験しているといわれています。

大人の女性になるための通過儀礼や結婚の条件にもなっている地域もありますが、医学的な根拠はまったくありません。

このような慣習は、女性の人権侵害であり、健康面、精神面に長期的な影響を及ぼしていて、成長の機会を制限しています。

FGMの現状や詳細については、プラン・インターナショナルへのインタビュー記事をご覧ください。 /magazine/fgm/

選択肢を選べない環境がある

ランドリーボックスでは、「あらゆるワタシに選択肢を」をテーマに、SRHR(性と生殖に関する健康と権利)にまつわる悩みを可視化し、選択肢を提案する活動をしてきました。

その中で、正しい知識を知る大切さはもちろん、その知識を得て「対話する」必要性をより深く感じ、カラダを正しく理解し対話するための性教育ツールとして「Ba-Vulva」の製造に至りました。

しかしながら、国や環境によっては、そもそも選択肢がなく、自分のカラダを守ること自体が難しい女性たちもいます。

「私たちにできることは何だろうか」と考えたときに、微力ではあるものの、彼女たちが正しい情報にアクセスし、身体的、社会的に自立できるような活動を続ける団体を支援すること、

そして、FGMの現状を知るためのコンテンツを提供することだと感じました。

FGMは遠い他国で起きている社会課題だと感じるかもしれませんが、決して他人ごとではありません。

私たちの取り組みが、世界で起きている社会課題について知り、考えるきっかけになれば嬉しいです。

わたしのカラダは、わたしのものだって言うけれど。

ランドリーボックス株式会社では、国際ガールズ・デーの特集として、「わたしのカラダは、わたしのものだって言うけれど。」を開始しています。

本特集では、プライベートゾーンの一つである「Vulva(外陰部)」をテーマに、さまざまな切り口で、自分のカラダやSRHRについて対話するきっかけを提供できればと思っています。

気楽に対話できるような「初めて自分の外陰部をみたときの率直な気持ち」についての体験談や、世界で今も行われているFGM(女性性器切除)根絶の取り組みを行う団体へのインタビュー記事も配信しています。

今回の特集で、SRHRやFGMについての理解や対話のきっかけになれたら幸いです。

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