1回目のコラムでお伝えしたとおり、48歳になるまで「処女」だった私。現在も特定のパートナーはいないまま、仕事に邁進しながら独身生活を送っています。

参考記事:48歳まで「処女」だった私が、男性経験がないことで悩む人に伝えたいこと

最初の性体験をするまでの間、私の一番のコンプレックスは、処女であることでした。

これまでの人生、悩みながらも自分の好きな仕事に就くことができ充実感を得られ、友達関係も良好で、それなりに楽しく過ごしてきました。

初めてのSEXを通して、長らく抱えてきたコンプレックスが解消できただけではなく、自分の身体に対する気持ちの変化もありました。

今回は、身体に対する気持ちの変化について綴りたいと思います。

服で見えないところは気にしなかった私

Photo by Ivana Batalović on unsplash

初めての性体験をするまで、私はそれなりに身だしなみには気をつけてきました。

ファッションが大好きで、これまでもモードからシンプルカジュアルまで、流行に流されることなく、自分が好きで、自分に似合うスタイルを追求しながら、それなりにお金をかけてきました。

しかし、いざ男性の前で自分のありのままの姿を曝け出すときに、ふと気づいたのです。

自分は表面だけの手入れしかしていなかったということに。

例えば、ランジェリー。

処女のときは「誰かに見られることがないからいいや〜」という気持ちもあり、ファストブランドのパットつきのブラトップと、綿のパンツを着用していました。

ブラトップをつけていたために、自分のバストサイズには無頓着になり、正しいサイズさえ知らない状況だったのです。

ランジェリーが自分の身体への関心を高めてくれた

Photo by Ivana Batalović on unsplash

「この状態で男性の前に出るのが恥ずかしい」と思った私は、まず可愛いランジェリーを買うことに決めました。

とはいえ、自分のバストサイズがわからないので、通販などでは買えません。

そこで専門店に行き、その場でサイズを測ってもらいランジェリーを買うことにしました。

バストサイズを実際に測ってもらったところ、普段着用しているサイズよりもワンサイズ大きいことが判明。

ブラジャーに対して何もしなかった数年の間に、私の体型は変わっていたのです。

自分の裸に無関心すぎたことに気づき、自分に対して申し訳ない気持ちにもなりました。

可愛くて気分の上がるランジェリーを数点購入し、いざ家で試着してみると、気になるところが出てきたのです。

それはデリケートゾーンの処理のこと。

お恥ずかしいことに、これまでほぼ手入れをしたことのなかった私のデリケートゾーンは無法地帯状態。

可愛いランジェリーからはみ出している毛が、私はとても気になってしまいました。

流石にこのままの状態で男性に大事な場所を見せることはできない…と思った私は、思い切ってブラジリアンワックスのサロンで脱毛することに決めました。

SEX経験を通して変わった、見えない場所の身だしなみ

Photo by Huha Inc. on unsplash

ランジェリーやデリケートゾーンなど、これまで気にしていなかった見えない部分を、SEX経験をすることでちゃんと意識するようになった私。

現在も引き続き、さまざまな場所を手入れするようになってきました。

例えば、ランジェリーについては、新作が出るたびにチェックするようになりました。

以前は全く買わなかったのに、今では月に1セットは買うようになりました。新しい下着を着けると、すごく気分が上がります。

そして、少しでも自分の裸が綺麗に見えるように、スクラブやボディクリームを使って仕上げるようにもなりました。特にバストは専用のクリームなどを使ってマッサージをしています。

男性に触ってもらったときに褒めてもらえて、それが嬉しかったのを覚えています。

大事な人に見せる部分を整えることで、自分の身体も愛せるようになった

Photo by Billie on unsplash

他にも、自分の身体について気にかけるようにもなったのも大きな変化でした。

実は、初めてのSEXの後、私は膣カンジダを発症してしまいました。

参考記事:腟カンジダはどんな症状?症状や原因、再発予防まとめ(医師監修)

初めての経験だったこともあり、何が起こったのかわからず、毎日ネットで症状を調べる日々。そして、病院に行って検査をしたところ、膣カンジダだということが判明しました。

初めての性病検査にドキドキしながら結果が出るまで待ったことも、大きな経験になり、定期的に性病検査をするようになりました。

それ以来、基礎体温を測るようになり、自分の排卵周期をしっかり把握するようにしています。

そのような経験があり、初めてのSEXから、自分の見えない部分の身だしなみや、身体のことを考えるようになり、そして気を遣うようになったことで、自信を持って身体を見せられるようになりました。

日常では服に隠れて見えない部分というのは、大事な人にしか見せない部分です。

だからこそ、大事な人に見られたときに、少しでも綺麗だと思ってもらいたいという思いがありました。

それが私自身を変えてくれ、そして自分の身体を愛せるようになってきたと思います。SEXは私に自信をもたらしてくれたのです。

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ランドリーボックスでは、定期的なアンケートを実施しています。

現在は、「性事情」をテーマにアンケートを実施中。みなさんのご意見をお聞かせください。

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