どれだけの人が、パートナー以外の人とセックスをしたことがあるのでしょうか。
一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが、ジェクス株式会社の依頼を受けて実施した「ジャパン・セックスサーベイ2024」の結果、5,000人を超える回答から、誰にも言えない浮気の実態が明らかになりました。
今回は、調査の結果により分かった「マッチングアプリの使用目的」と「浮気の状況」についてご紹介します。
マッチングアプリの使用経験は若年層の割合が高い
最近では、マッチングアプリの普及により、アプリを通してパートナーと出会うことも珍しくはありません。
調査の結果、マッチングアプリは男女ともに若年層(10〜20代)ほど使用経験の割合が高いということが分かりました。
また、10代〜20代のマッチングアプリの使用目的として「恋人目的で使用した」が男女共に最も高く、「結婚相手探しで使用した」と回答した割合は男女ともにあまり差は見られませんでした。
一方で、「セックスパートナー目的で使用した」と回答した割合には大きな差があり、10〜20代の女性が5.2%に対し、男性は18.3%と3倍以上の差が見られました。
過去に浮気をしたことがある男性は約6割、女性は約4割
「パートナー以外の人とセックスをしているか」という設問では、男性は約6割、女性は約4割が浮気をしたことがあると回答しました。特に男性の若年層(10〜20代)では、約4割が特定の人物1人と浮気をしており、「出会い系やナンパでなりゆきに関係を持つ」割合も高いことがわかります。
一方、女性の10〜20代では、複数の人物と関係を持つ割合が他の年代より高い傾向が見られる結果に。
また、30代以降では男女ともに「現在はしていないが以前したことがある」という回答が多い傾向にあります。
大切なのは「価値観」の共有
一般的には、信頼と誠実さが大切な関係において、浮気は「悪いこと」とみなされることがほとんどです。
しかし、一部のカップルや文化では、合意や理解のもとにオープンリレーションシップといって複数パートナーを認める考え方もあります。
一概に浮気が「良いこと」、「悪いこと」と断定することは難しいです。パートナーシップにおいてお互いに価値観を共有し、それに基づいたコミュニケーションを取ることが大切なのかもしれません。
<調査概要>
・調査期間:2023年11月14日(火)~11月17日(金)
・調査対象:全国満18歳から69歳の男女 5,029サンプル
・調査方法:インターネットリサーチ(アンケート依頼メールを各回答者に配信しWeb上にて回答)
・調査委託機関:株式会社クロス・マーケティング ※提携パネル:リサーチパネル