寒い日が続くと、ほくほく温かいお料理が恋しくなります。
今回ご紹介するのは、手軽にグラタン気分を味わうことのできるフランスのドフィネ地方の郷土料理「グラタン・ドフィノア」。
本来は牛乳と生クリームを使い、ベシャメルソース要らずで仕上げるシンプルなグラタンですが、ヘルシーなアーモンドミルクを使って作りましょう。
アーモンドミルクとジャガイモでシンプルに
一般的なグラタンは、小麦・バター・牛乳を使ったベシャメルソースを作って具材にトロみをつけますが、ドフィノアは、ジャガイモのでんぷん質を使ってトロみを出します。
本場のドフィノアはシンプルなじゃがいもだけですが、今回は食物繊維を含むしめじも一緒に具材に入れてアレンジします。
<材料(1〜2人分)>
- じゃがいも(メークイン) 3個(5m程度の厚さにカット)
- しめじ 80g
- 濃いアーモンドミルク 150ml(牛乳でも代用可)
- 塩 小さじ3分の1
- すりおろしニンニク 小さじ2分の1
- バター 5g
- ナツメグ 少々
- シュレッドチーズ 適量
- パセリ 少々(ドライタイプでもOK)
ジャガイモは、皮を剥いて芽を取り、5mm程度の厚さにカットします。でんぷん質を逃さないために、水にはさらしません。
鍋、またはフライパンにバターを入れ中火で熱します。バターが溶けたらジャガイモ、塩、すりおろしニンニクを入れてジャガイモがほんのりねばつくまでじっくり炒めます。この時は、あまりジャガイモをいじらないで、時折かき回すくらいに。
ジャガイモが透き通ってきたら、アーモンドミルク、しめじを加えて弱火でさっと煮ます。
バター(分量外)を塗った耐熱皿にまずはジャガイモとしめじを並べて、最後にアーモンドミルクを注ぎます。
チーズをたっぷりとのせて、200℃のオーブンで20分ほど焼いていきます。アーモンドミルクが沸騰して、表面に焼き色がつくまで熱します。焼き上がったら、パセリをふりかけて完成。
<作り方>
- 皮を剥いて、芽を取ったジャガイモを5mm程度の厚さにカットする
- 鍋、またはフライパンにバターを溶かし、中弱火でジャガイモと塩、すりおろしニンニクを入れて粘りが出るまで炒めていく
- ジャガイモが透き通ってきたら、アーモンドミルクとしめじを入れてさっと弱火で沸くまで煮る
- バター(分量外)を塗った耐熱皿に、しめじとジャガイモを並べ最後にアーモンドミルクをそそぎ、チーズをトッピングしてオーブンに
- 200℃で20分ほど、アーモンドミルクが沸騰し、チーズに焼き色がつくまでオーブンで焼く
- 焼き終わったら、パセリをかけて完成