Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

残暑残る9月の生理、ついつい暑いからと冷たい飲み物、食べ物続けていませんか?もう夏は終わり、温かいレシピと一緒にキッチンも秋の準備を始めましょう。

今回は、まだまだ楽しめる「ナス」を使ったやさしいお出汁の煮込みレシピをご紹介します!

じっくりコトコト煮るだけ、味付け不要!とろとろナスのお出汁煮

生理中の「冷え」が大敵なのは重々承知なのですが、この時期さすがに「あったかスープ」を飲む気分にはまだ、気分が乗らないのも正直なところ。

そんなとき、私がよく作るのがお出汁を使ったちょっとした煮物。今回は、とろとろのナスの食感とお出汁がおいしい簡単煮物を作りましょう。

Photo by Yukari Matsuura / Landry Box

スーパーでも手軽に手に入るナス。特に、9月の終わり頃から出回り始める「秋ナス」は水分を多く含み、柔らかくみずみずしいのが特徴です。

むくみの解消にもつながると言われるカリウムや、お腹にやさしい食物繊維など、実は私たちにうれしい栄養を秘めているナス。

ただ、カラダを冷やす特徴もあるお野菜のひとつでもあります。生理中は、火が通ったレシピアレンジでおいしく、上手にお付き合いをしましょう。

〈材料(1~2人分)〉

  • ナス:2本(皮を剥いて縦1/2にカット)
  • 水:適量(鍋の深さの1/4程度の量)
  • 塩麹:大さじ2/3(なければ塩小さじ1/2程度。足りなければ様子見で)
  • 出汁パック:1袋(塩無添加のものを)
  • 片栗粉:小さじ1/2
  • 万能ねぎ:2本(輪切り)
  • 糸唐辛子:適量(あれば)

鍋に入れて、煮込むだけでとろとろ食感に!

ナスはヘタを取り、皮をピーラーで剥き、縦半分に切って使っていきます。このまま煮込んでいくのでアクとりの必要はありません。あとはそのままフライパンに並べていくだけ。

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深さのある大きめのフライパンにナスを並べたら、水を鍋の深さに対して1/4程度注いていきます。水と一緒に、出汁パックと塩麹も入れていきましょう。

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出汁パックは、味が強くなりすぎるのを避けるため、塩分などが添加されていないものを使いましょう。また、出汁の粉末が気にならない場合は、袋を開けて中身ごと一緒に水に混ぜるのも、おいしく仕上がっておすすめです。

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中火で火にかけて、蓋をして煮込んでいきます。沸騰し始めたらさらに15分ほど煮込みましょう。徐々に透明になって、トロトロ度を増していくナス。お出汁の味も沁みて、一層美味しく仕上がっていきます。

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ナスがトロンとしたら完成まであと少し。最後に火を止めて、出汁パックを取り除いたら、水に溶かした片栗粉を回し入れてとろみをつけていきます。

火をつけたまま回し入れると、ゼリーのようになってしまうので、片栗粉液は、火を止めて&予熱が残っているうちに入れていきましょう。

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あとは器に持って、最後にトッピングで刻んだ万能ネギをたっぷりのせて完成です。お好みで糸唐辛子などを乗せるのもおすすめです(ない場合は、七味などをかけても美味しくいただけます)。

じっくり煮込んだナスはとろっとろの食感!アツアツホクホクで食べても、ちょっぴり冷めても、出汁の味がしっかりしみていておいしく楽しめます。締めには、残った煮汁にご飯を入れて食べれば、出汁茶漬け風としても◎

<作り方>

  1. ナスはヘタを切り落とし、皮をピーラーで向いたら縦に2等分にカットする。
  2. フライパンにナスを並べたら、お水を鍋の深さの1/4程度の深さまで注ぎ、出汁パックと塩麹を入れて、少し全体的に馴染ませる。蓋をして中火で沸騰するまで様子を見る。
  3. 鍋が沸騰したら、さらに15分程度蓋をしたまま煮込んでいく。
  4. 15分経って、ナスが透明になり柔らかくなっていたら出来上がりの印。火を止めて、水に溶いた片栗粉を回し入れて。全体的にかき混ぜてとろみを出す。
  5. お皿に盛って、トッピングに輪切りにした万能ネギ・糸唐辛子を乗せたら完成!

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