お盆を過ぎても暑い日が続いていますが、体調は大丈夫でしょうか?
バテやすいこの季節。体はもちろん性欲もいまいちと言う人もいるのでは?
そんな時におすすめしたい、栄養たっぷりの野菜メニューで元気に乗り切りましょう。
夏バテにも性欲にもGOODな!「ゴーヤ」
夏野菜の代表!と言ってもいい「ゴーヤ」。ほろ苦で、焼いても茹でても揚げても食べやすい、旨みたっぷりの野菜です。
ゴーヤには、疲労回復や血流促進を促すと言われているアミノ酸「シトルリン」が含まれています。この「シトルリン」、男性機能を向上させる栄養素としても注目されています。
また、ゴーヤの苦味成分は、夏バテ時期に衰えがちな食欲の増進を促すともされており、男女ともに夏の疲れた体にはぴったりの食材です。
今回は、ゴーヤを使ってお肉も野菜も一緒に摂れる「ゴーヤの肉詰め」を楽しみましょう!
<材料(2~4人分)>
- ゴーヤ 1本
- 米油 大さじ1
- 片栗粉(または米粉)適量
- 酒 40m
(たね)
- 牛豚合い挽き肉 200g
- 塩 少々
- 胡椒 適量
- 片栗粉 大さじ1
- 玉ねぎ 小1
(和風アレンジの場合)
- みょうが 1本
- 刻みねぎ 適量
- ポン酢 適量
- 糸唐辛子 適量(あれば)
(デミグラスソースアレンジの場合)
- ケチャップ 大さじ2
- 中濃ソース 大さじ1
- きび砂糖 2つまみ
まずは半分にカットして、両ヘタを切り落としたゴーヤのわたをくり抜いていきます。
最初はスプーンなどで抜き、はっしっこの方のわたは菜箸などを使って押し出すようにして抜いていきます。
わたを抜き切って、穴から先が見通せるようになれば完了です。
たねの準備をしていきます。玉ねぎをまずは細かくみじん切りにしていきましょう。玉ねぎだけで寂しい時は、この季節は玉ねぎと一緒にトウモロコシを入れるのもおすすめです。
牛豚合い挽き肉に、細かく刻んだ玉ねぎと塩胡椒、片栗粉(たねの分)をボウルに入れて、しっかりと練り込んでいきます。
ハンバーグのように、玉ねぎと肉が混ざりあえばOK。胡椒は少し強めに入れるのがおすすめです。
混ぜたひき肉を、ゴーヤの中に詰めていきます。隙間ができないようにしっかりぎゅうぎゅうに詰め込むのがポイント。
下まで肉が入りにくい場合は、下をトントンとんと叩きつけて、肉を落としていくと詰め込みやすくなります。
正面から見てもしっかりと入り切っている状態。
お尻側から見てもひき肉がぎゅうぎゅうに詰まっている状態まで、トントンしながら詰めていきましょう。
1.5cmから2cm幅くらいの厚さでゴーヤをカットしていきます。薄くではなくて、厚めにカットすることでみずみずしさと、歯応えをしっかりと残します。
カットしたゴーヤの両面の切り口に、片栗粉(あるいは米粉)をまぶします。
米油を入れて、熱したフライパンにゴーヤを入れていきます。中火で表面に焼き色をつけていきましょう。
片面に焼き色がついたら、ひっくり返して反対側にも焼き色をつけていきます。ほんのりと香ばしくやい色がついたら、酒を入れて蓋をして蒸し焼きに。弱火で5分ほど温めていきます。
蒸し焼きが完了したら、ゴーヤを器に盛り付けていきます。和風アレンジの場合はそのままお皿に盛り付けて、ねぎ、みょうが、糸唐辛子をトッピングしてポン酢をかければ完成です。
デミグラスソースアレンジの場合は、フライパンに残った肉汁にケチャップ、中濃ソース、きび砂糖を入れて混ぜて、ふつふつとソースが沸騰してきたら火を止めます。
器に盛り付けたゴーヤにソースを乗せれば完成です。
薬味とポン酢でさっぱりか、デミグラスソースで濃厚洋風アレンジか。その日の気分で選びましょう。
<作り方>
- ゴーヤを半分にカットし、下手を切り落としたら中のわたを取り除く。
- タネを作っていく。玉ねぎをみじん切りし、ボウルの中に玉ねぎ、牛豚合い挽き肉、塩、胡椒、片栗粉を入れたらしっかり全体が混ざるように練っていく。
- 2のたねを1のゴーヤの空洞部分に詰めていく。スプーンで詰めて、入りにくい場合はトントンと、下の方に打ちつけて肉をしっかり隙間なく詰めていく
- 肉が詰め終わったら、1.5cm〜2cmくらいの厚さでゴーヤをカットしていく
- カットしたゴーヤの切り口両面に、片栗粉(または米粉)を満遍なくつけていく
- 米油を馴染ませ、熱したフライパンでゴーヤをまずは中火で焼いて、両面に焼き色をつけていく
- 焼き色がついたら、酒を加えて弱火で蓋をして5分ほど。中の肉に火が通り切ったら器に盛り付ける
- 和風アレンジの場合は、細くカットしたみょうが、刻んだねぎ、糸唐辛子を盛り付け、ポン酢をかけたら完成
- 洋風アレンジの場合は、フライパンに残った肉汁にケチャップ、中濃ソース、きび砂糖を混ぜて沸騰させたら、盛り付けたゴーヤに乗せて完成