常備菜として、大活躍してくれるにんじん。
1年を通して手に入りやすい野菜で、そのままでも熱を入れてもおいしく楽しめる野菜です。
にんじんに含まれるカリウムは「むくみ」にも効果が期待できる成分。生理中のむくみやすい時期にも、大活躍の食材です。
生理の時の強い味方!「にんじん」
スーパーで見ない日はない野菜のひとつにんじん。身近な食材なだけに、そのありがたみが薄れがちですが、調理もしやすく、栄養も豊富。改めて見直したい食材のひとつです。
にんじんには「βカロテン」などの代表的な栄養素も含まれていますが、注目したいのが「カリウム」と「食物繊維」。
むくみがちな生理期間中、体内の余分なナトリウムの排出を促してくれるカリウムは押さえておきたい栄養素です。また、便秘になりやすい人にとって、食物繊維もうれしい栄養素。
にんじんには、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれており、悩みがちな腸内環境にもやさしい食材と言えます。
ついつい、生でのサラダアレンジが多くなってしまうにんじん。今回は、ひと手間加えていつもと違った味わいを楽しみましょう。
<材料(2人分)>
・にんじん 1本(千切り)
・バター 10g
・塩 3つまみ程度
・クミンシード 1つまみ
・パセリ 3本(みじん切り)
にんじんをまずは、細くカットしていきます。細切りスライサーあるいはしりしり用のカッターで細くカットしていきましょう。道具がない場合は、包丁で細めにカットでもOK。
皮にはβカロテンが多く含まれています。ぜひしっかり洗って、皮ごと使いましょう。
パセリは、細かく枝までみじん切りをしていきます。ちょっと多いかな?くらいで大丈夫です。
中火でフライパンを温めて、バターをとかします。バターが溶け切ったら、クミンシードをひとつまみ入れて、香りを立たせましょう。
フライパンににんじん、塩を入れてにんじんがしんなりするまでやさしく炒めていきます。塩は3つまみ程度。全体にしっかりと馴染むように、ゆっくりと全体を混ぜながら炒めるのがコツ。
にんじんがしんなりして、ボリュームが半分くらいになったら、パセリを加えましょう。写真のようにしんなりすればOK。
フライパンに、パセリをどっさりと加えていきましょう。
パセリとにんじんが全体的に混ざり合ったら完成!
<作り方>
*下ごしらえ:にんじんは千切りにしておく。
パセリはみじん切りにしておく。
- フライパンを中火で温めて、バターを乗せて溶かしていく。バターが溶けたら、クミンシードを入れて、プチプチと音がするくらいまで温める。*バターが焦げないように注意
- クミンがプチプチと音がしてきたら、にんじんと塩を入れて、しんなりするまで炒めていく
- にんじんが全体的にしんなりとしたら、パセリを入れて、全体的によく混ざるように混ぜ合わせながら炒める。全体が馴染んだらお皿に盛り付けて完成。
バターの塩分があるので、塩は3つまみ程度で。塩を多く入れすぎると、しょっぱくなってしまうので、控えめに。
お弁当のおかずや常備野菜にもピッタリなので少々作りすぎても大丈夫。
バターとクミンの風味が効いてしんなりとしたにんじんは、キャロットラペとはまた違う味わいで、ついつい箸が止まらなくなってしまうおかずです。